長崎県対馬市内各地で、対馬特産の「対州そば」の原料になるソバが白いじゅうたんのように咲き誇り、田園風景を彩っている。
対州そばは縄文時代後期に大陸から伝わったとみられ、原種に近い品種とされる。同市美津島町では畑いっぱいにソバの花が広がっている。
市農林しいたけ課によると、市が把握している分で2022年度の作付面積は約70ヘクタール、収穫量は約20トン。同課は「今年は花の生育がよく、例年よりも収穫量が見込めるのではないか」としている。
ソバの花 白いじゅうたん広がる 対馬・美津島
長崎新聞 2023/10/12 [11:00] 公開