長崎・ゆめタウン諫早　2026年秋開業へ　九州最大級の店舗、公園など整備　

　長崎県諫早市長野町で地元準備組合が進めているイズミ（広島市）の大型商業施設「ゆめタウン諫早」（仮称）を核とした区画整理事業計画で、同社は10日、2026年度としていた開業目標時期について同年秋を目指すことを明らかにした。決算会見で三家本達也副社長は、受注するゼネコン側の都合もあり流動的要素をはらんでいると前置きしつつ、「早ければ9月、遅ければ11月のイメージ」と述べた。
　地元地権者や同社でつくる準備組合は、事業主体となる本組合を近く設立する運び。年内の造成工事着手を目指している。
　市は今年5月、都市計画法に基づき、開発に必要な地区計画を決定している。準備組合によると、事業計画地は島原道路長野インターチェンジ（IC）に直結する約19.4ヘクタール（開発面積約18ヘクタール）。ゆめタウンとしては九州最大級の店舗を核に公園、イベント広場、医療・保育施設などを整備する。