白く小さな花を咲かせる「ウツギ」が、長崎県松浦市志佐町柚木川内免のヤマメの釣り堀「青龍の郷」で見ごろを迎えている。6月初旬ごろまで楽しめる。
この時期の旧暦に当たる「卯月(うづき)」が名前の由来とされる。アジサイ科の落葉低木で高さは約1メートル。下向きに咲く鈴なりの花びらが特徴。山野の道脇などに生息している。
「まつうら自然の会」を3月まで24年間主宰していた志佐町の新見タカさん(83)は「旧暦の名にふさわしい花。ぜひその魅力を感じてほしい」と話す。
白く小さなウツギの花 松浦・志佐「青龍の郷」
2023/05/29 [12:00] 公開