長崎県東彼川棚町は23日、町有の宿泊施設「公共の宿くじゃく荘」と隣接する温浴施設「川棚大崎温泉しおさいの湯」(小串郷)について、土地と建物の譲渡先候補者に運輸、物流、観光業の丸善グループ(福岡県久留米市)を選んだと発表した。
町によると、両施設は現在、指定管理者の町観光協会が運営しており来年3月末に期間満了となる。このため、今年5月、くじゃく荘1億400万円、しおさいの湯1億2200万円の最低価格で譲渡先を募集していた。
同グループのマルゼングループ協同組合と丸善観光開発協同組合の企業体から応募があり、審査では同グループが従業員の雇用継続や、取引業者を承継するとした提案を高く評価した。売却日は来年4月1日の予定。
同グループは福岡や熊本など7県でゴルフ場やホテル14施設を運営。グループ保養所が川棚町新谷郷にあり、3施設を統合的に運用する。「地域連携により地域一体の活性化を図る」としている。町は、9月定例町議会に契約を結ぶための議案を提出する。
町は併せて、大崎海水浴場と交流広場の指定管理者に建物管理のジェイレック(東京都)、キャンプ場の運営権者に任意団体の「FUN BASE 川棚」を選んだと発表。くじゃく園は応募がなかった。
町によると、両施設は現在、指定管理者の町観光協会が運営しており来年3月末に期間満了となる。このため、今年5月、くじゃく荘1億400万円、しおさいの湯1億2200万円の最低価格で譲渡先を募集していた。
同グループのマルゼングループ協同組合と丸善観光開発協同組合の企業体から応募があり、審査では同グループが従業員の雇用継続や、取引業者を承継するとした提案を高く評価した。売却日は来年4月1日の予定。
同グループは福岡や熊本など7県でゴルフ場やホテル14施設を運営。グループ保養所が川棚町新谷郷にあり、3施設を統合的に運用する。「地域連携により地域一体の活性化を図る」としている。町は、9月定例町議会に契約を結ぶための議案を提出する。
町は併せて、大崎海水浴場と交流広場の指定管理者に建物管理のジェイレック(東京都)、キャンプ場の運営権者に任意団体の「FUN BASE 川棚」を選んだと発表。くじゃく園は応募がなかった。