ツクシ“にょきにょき” ぽかぽか陽気 3月6日「啓蟄」

2023/03/06 [12:12] 公開

地面から顔を出したツクシ=長崎市、あぐりの丘

地面から顔を出したツクシ=長崎市、あぐりの丘

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 6日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。冬ごもりをしていた虫が土から出てくる頃とされる。
 5日の長崎県地方は好天に恵まれ、ぽかぽか陽気に。最高気温がほとんどの観測地点で3月下旬並みとなった。長崎市四杖町のあぐりの丘では、10センチ前後のツクシがにょきにょきと地面から顔を出していた。子どもは腕まくりをして走ったり、池で「いっぱいいるよ」とオタマジャクシを手ですくったり。保護者たちは脱いだ上着を手に持って、わが子を見守っていた。
 散歩に訪れた同市深堀町1丁目の会社員、篠原由さん(24)は「晴れてすごく暖かく、お出かけ日和。ツクシは初めて見た。春が来たと感じる」と話した。