『長崎平和ハーフマラソン』11月16日に開催 7月からエントリー開始 3千人の参加見込む

長崎新聞 2025/04/23 [11:20] 公開

長崎市の被爆80周年記念事業「長崎平和ハーフマラソン」の実行委員会は21日、市役所で本年度第1回総会を開き、11月16日に開催することを決めた。7月から参加者のエントリーを始める予定。
 市によると、ハーフマラソンとファンラン(1・9キロ)を実施。ハーフマラソンは、長崎ベイサイドマラソンのコースを基に平和公園近辺も含む計画で3千人の参加を見込む。ファンランは長崎水辺の森公園(常盤町)を中心とし、参加人数は制限しない。午前9時以降、順次スタートする。
 参加料はハーフマラソンが一般(高校生以下不可)5千円。ファンランが一般(高校生以上)2600円、小中学生800円、親子(小学生と保護者)3400円。
 被爆の実相を継承する市の「長崎クスノキプロジェクト」の活動を紹介するブースなども設置する。
 長崎平和ハーフマラソンは当初、同市初のフルマラソン大会「長崎平和マラソン」として2020年度に計画していたが、新型コロナウイルス流行で延期となった。市は昨年12月の定例市議会で、フルマラソンの半分の距離に変更する方針を示した。