海に浮かべたボードの上に立ってパドルをこいで進む「SUP(サップ)」をしながら長崎観光を楽しめるアクティビティが広がりを見せている。仕掛け人の「EAT SLEEP SUP」代表、熊谷義宏さん(46)は「海や川に恵まれた長崎で、サップを県内の観光と結び付けたい」と意気込む。
サップ歴10年でインストラクターの資格を持つ熊谷さんが取り組むのは、長崎市中心部の中島川沿いを巡るツアー。約3年前、地元の人に見慣れた街並みを新たな視線で楽しんでもらおうと県民向けにスタートした。今年3月からはターゲットを観光客にも広げ、市中心部のにぎわい創出に取り組む市の「まちぶらプロジェクト」にも認定されている。
中島川沿いは、日本最古の石造りアーチ橋で国指定重要文化財「眼鏡橋」など人気の観光スポットが集中する。ツアーは眼鏡橋付近から国指定史跡「出島和蘭商館跡」前などを通り、長崎港まで往復約3キロを、熊谷さんの観光ガイド付きで巡る。参加者は落水してもぬれないドライスーツを着用。ボードも長さ約3メートル、幅約0・8メートルと大きいため、初心者でも安心して楽しめるという。
5日、鈴木史朗市長が熊谷さんの指導の下、眼鏡橋の下で約20分間、サップを初体験した。ボードに座った状態でこぎ始め、こつをつかんでからは立って進んだ。鈴木市長は「バランスを取るのが難しかったが、気持ち良かった。川から長崎の街を見上げ、新たな魅力を感じた」と笑顔。熊谷さんは「水面から見上げる景色は、言葉では表せない」ほど格別だとし、「ぜひ体験して楽しんでほしい」と力を込めた。
ツアーは約2時間。9500円から。1人乗りと最大6人乗りのボードを選択可能。問い合わせはインスタグラム(@eat_sleep_sup)で。
サップ歴10年でインストラクターの資格を持つ熊谷さんが取り組むのは、長崎市中心部の中島川沿いを巡るツアー。約3年前、地元の人に見慣れた街並みを新たな視線で楽しんでもらおうと県民向けにスタートした。今年3月からはターゲットを観光客にも広げ、市中心部のにぎわい創出に取り組む市の「まちぶらプロジェクト」にも認定されている。
中島川沿いは、日本最古の石造りアーチ橋で国指定重要文化財「眼鏡橋」など人気の観光スポットが集中する。ツアーは眼鏡橋付近から国指定史跡「出島和蘭商館跡」前などを通り、長崎港まで往復約3キロを、熊谷さんの観光ガイド付きで巡る。参加者は落水してもぬれないドライスーツを着用。ボードも長さ約3メートル、幅約0・8メートルと大きいため、初心者でも安心して楽しめるという。
5日、鈴木史朗市長が熊谷さんの指導の下、眼鏡橋の下で約20分間、サップを初体験した。ボードに座った状態でこぎ始め、こつをつかんでからは立って進んだ。鈴木市長は「バランスを取るのが難しかったが、気持ち良かった。川から長崎の街を見上げ、新たな魅力を感じた」と笑顔。熊谷さんは「水面から見上げる景色は、言葉では表せない」ほど格別だとし、「ぜひ体験して楽しんでほしい」と力を込めた。
ツアーは約2時間。9500円から。1人乗りと最大6人乗りのボードを選択可能。問い合わせはインスタグラム(@eat_sleep_sup)で。