サッカーJ2の2025年シーズンが15日に開幕する。V・ファーレン長崎は午後7時から長崎市のピーススタジアムで昨季12位の熊本と対戦。クラブ創設20周年の節目のスタートを切る。昨季は自動昇格の2位と勝ち点1差の3位。J1昇格プレーオフ(PO)も準決勝で敗れ、あと一歩のところで夢破れた。あの悔しさを晴らすために、今年こそは「J2優勝、J1昇格」をつかみにいく。
2005年の誕生から丸20年。V長崎は今季、「過去最強」と言えるほど戦力が充実している。マテウス・ジェズスやエジガルジュニオら、昨季リーグトップの74得点を挙げた強力な攻撃陣はそのまま。J1連覇の神戸から元日本代表の山口蛍が加入し、J2山形から昨季リーグトップのセーブ率を誇った後藤雅明、J1横浜Mの守備の要だったエドゥアルドを迎えた。優勝候補筆頭に挙げるサッカー関係者も多い。
就任2年目の下平隆宏監督の下、1月中旬から約2週間の沖縄キャンプでチームをじっくりとつくり込んだ。多く残った昨季の主力と新加入選手が戦術を共有。守備力向上により多くの時間を割き、組織力を高めた。指揮官も「非常にいいチームに仕上がった」と手応えを口にする。
対戦カードを見ると、序盤の第3節で昨季J1の磐田との対戦が組まれた。夏場の中断明けの第24節(8月2日)からは、昨季のPO準決勝で敗れた仙台、J1から降格してきた札幌、鳥栖と立て続けに激突する。昨季は夏場に7戦続けて白星から見放され、昇格を逃す一因にもなった。今季はライバルをたたいて勢いをつけたい。
V長崎は昨年10月に本拠地をピーススタジアムに移転。ピッチから観客席まで最短5メートルのサッカー専用スタジアムでサポーターがつくり出す雰囲気は、大きなホームアドバンテージだ。昨季はPOを含めた4試合全てで約2万人が駆けつけた。声援の後押しを力に変えて、今年こそ歓喜の瞬間を迎えたい。
2005年の誕生から丸20年。V長崎は今季、「過去最強」と言えるほど戦力が充実している。マテウス・ジェズスやエジガルジュニオら、昨季リーグトップの74得点を挙げた強力な攻撃陣はそのまま。J1連覇の神戸から元日本代表の山口蛍が加入し、J2山形から昨季リーグトップのセーブ率を誇った後藤雅明、J1横浜Mの守備の要だったエドゥアルドを迎えた。優勝候補筆頭に挙げるサッカー関係者も多い。
就任2年目の下平隆宏監督の下、1月中旬から約2週間の沖縄キャンプでチームをじっくりとつくり込んだ。多く残った昨季の主力と新加入選手が戦術を共有。守備力向上により多くの時間を割き、組織力を高めた。指揮官も「非常にいいチームに仕上がった」と手応えを口にする。
対戦カードを見ると、序盤の第3節で昨季J1の磐田との対戦が組まれた。夏場の中断明けの第24節(8月2日)からは、昨季のPO準決勝で敗れた仙台、J1から降格してきた札幌、鳥栖と立て続けに激突する。昨季は夏場に7戦続けて白星から見放され、昇格を逃す一因にもなった。今季はライバルをたたいて勢いをつけたい。
V長崎は昨年10月に本拠地をピーススタジアムに移転。ピッチから観客席まで最短5メートルのサッカー専用スタジアムでサポーターがつくり出す雰囲気は、大きなホームアドバンテージだ。昨季はPOを含めた4試合全てで約2万人が駆けつけた。声援の後押しを力に変えて、今年こそ歓喜の瞬間を迎えたい。