清峰高OB野球教室 中村投手(ロッテ)らが指導 長崎県北の小中学生200人交流

2024/12/31 [12:32] 公開

小中学生に投球方法を指導する中村投手=佐世保市総合グラウンド野球場

小中学生に投球方法を指導する中村投手=佐世保市総合グラウンド野球場

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プロ野球ロッテの中村稔弥投手らが指導する「清峰高野球部OBによる野球教室」が21日、長崎県佐世保市総合グラウンド野球場で行われ、県北地区の小中学生約200人が基本を学び、プロ選手らとの交流を楽しんだ。
 清峰高野球部を応援する会(中村尚広会長)が4年連続で開催。中村投手のほか、社会人野球で活躍する同校OBの岸川滉生投手(ショウワコーポレーション)、井手口阿修内野手(SUNホールディングスEAST)、十八親和銀行の栗山和高投手、貫亮介外野手、八戸塁外野手が講師を務めた。ロッテの国吉佑樹投手(秀岳館高出身)もスペシャルゲストとして加わったほか、多くのOBがサポート役として参加した。
 キャッチボールで、中村投手は「適当に終わらせる、ではだめ。ボールの握り替えを速くしたり、意識して練習しよう」と優しく指導。ブルペンでは「投手は捕手のミットにボールが届くまでが仕事。投げて終わるのではなく、ボールを最後まで見よう」とアドバイスを送った。
 参加した松本純弥さん(平戸中1年)は「プロ野球選手は体が大きくて迫力があった。説明も分かりやすくて楽しかった」と笑顔で話した。中村投手は「自分が子どもの頃はプロ野球選手から教えてもらう機会はなかった。この経験を今後の野球人生に生かしてほしい」と期待していた。