将棋の藤井聡太七冠(22)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖=は10日、東京都内で指された第74回NHK杯戦に勝ち、公式戦通算400勝(81敗、勝率8割3分2厘)を挙げた。日本将棋連盟によると、22歳6カ月での到達は史上最年少。
これまでの最年少400勝は羽生善治九段の23歳4カ月。藤井七冠は2016年、最年少の14歳2カ月でプロになり、速いスピードで白星を積み重ねている。
白星を大台に乗せた藤井七冠は「400勝は意識していなかった。勝ち星は最終的にどれだけ積み重ねられるかが重要と思っている」と話した。