JR千綿駅(長崎県東彼東彼杵町平似田郷)の待合室の防犯カメラの上にツバメが巣をつくった。4羽のヒナが時折、羽をばたつかせ、巣立ちの時期を迎えようとしている。
昨年、ツバメが照明器具に営巣したため、駅舎を所有する東彼杵町は利用者へのふん被害や衛生面を憂慮。忌避剤で対策をしたが5月上旬、再び営巣を始めた。鳥獣保護管理法は知事の許可なく卵やヒナがある巣の除去を禁じており、町はやむなく見守ることに。カメラの視界は確保されている。
駅舎内の生花店「ミドリブ」によると、6月6日に1回目の4羽が巣立ち、7月上旬に2回目のヒナが顔を出すようになった。同店の下野惠美子さんは「掃除は大変」と苦笑いしつつ「長い期間でもないし、お客さんも興味を持っている」と話す。
生態について日本鳥類保護連盟の村田孝道専門委員(長崎市)は「天敵のカラスを避けるため、人の出入りがある場所を好む。巣があると繁盛するとも言われる」と説明。「建築物の構造変化から営巣に適した場所が減っている。ツバメからしたらヒトは強者。見守ってほしい」と強調した。
昨年、ツバメが照明器具に営巣したため、駅舎を所有する東彼杵町は利用者へのふん被害や衛生面を憂慮。忌避剤で対策をしたが5月上旬、再び営巣を始めた。鳥獣保護管理法は知事の許可なく卵やヒナがある巣の除去を禁じており、町はやむなく見守ることに。カメラの視界は確保されている。
駅舎内の生花店「ミドリブ」によると、6月6日に1回目の4羽が巣立ち、7月上旬に2回目のヒナが顔を出すようになった。同店の下野惠美子さんは「掃除は大変」と苦笑いしつつ「長い期間でもないし、お客さんも興味を持っている」と話す。
生態について日本鳥類保護連盟の村田孝道専門委員(長崎市)は「天敵のカラスを避けるため、人の出入りがある場所を好む。巣があると繁盛するとも言われる」と説明。「建築物の構造変化から営巣に適した場所が減っている。ツバメからしたらヒトは強者。見守ってほしい」と強調した。