長崎県の佐世保、西海市を結ぶ西海橋、新西海橋周辺で桜が満開を迎え、行楽客が針尾瀬戸の渦潮との風景を楽しんでいる。
瀬戸に面する西海橋公園一帯で「春のうず潮まつり」(西海橋地域活性化委員会主催)が開催中(7日まで)。公園管理事務所によると、瀬戸の複雑な地形によって大小の渦潮が発生する。佐世保、大村両湾の干満差が大きい大潮前後が見頃で、最大で直径10メートルほどになるという。
公園には約千本のソメイヨシノを植樹。橋と渦潮との“春の共演”のシーズンを迎えている。
佐賀県伊万里市の結婚式場「伊万里迎賓館」に勤務する西由梨亜さん(29)は職場の5人で来場。「弁当を持ち寄ってピクニック。恒例の花見です。桜と瀬戸、橋のコラボレーションがすてき」と写真撮影などを満喫していた。
桜と渦潮が“春の共演” 長崎・西海橋公園 約千本のソメイヨシノ満開
2024/04/04 [11:20] 公開