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TopInterview

挑戦、変革、貢献―。
社会・経済環境が激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、戦後80年を迎える2025年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

総合介護サービスセンター泉の里

理事長

小林 克敏

総合介護サービスセンター泉の里小林 克敏

所在地 泉の里1号館3号館/大村市徳泉川内町829 泉の里2号館/大村市東本町583 泉の里本町アーケード館/大村市本町387-1

電話 (0957)54-2105

総合介護サービスセンター泉の里

理事長

小林 克敏

新施設準備、外国人も積極雇用

 泉の里は幅広く高齢者福祉事業や子育て支援事業を展開しています。5年前に大村市の街の真ん中に開館した「本町アーケード館」は災害に強く、生活の豊かさを感じられる施設です。館内の有料老人ホームは全居室がおかげさまでほぼ満員です。併設したキッズルームと、365日対応している保育園も子どもたちの笑い声が絶えず、街中に明るい雰囲気を生み出しています。
 大村市は85歳以上の高齢者の増加が見込まれる中、新たな計画を現実に移し、アーケードの旧銀行跡地に建てる「泉の里5号館」を令和10年4月にオープンする予定です。他の社会福祉法人との合併を進め、100床規模の特別養護老人ホームとなる見込みです。8階建ての計画で、1階に病院を設けるほか、リハビリセンターなども設置する考えで、大村市の高齢者福祉に貢献できると確信しています。
 施設を拡充する中、人材不足を乗り越え、利用者様のサービスの質を高めるため、昨年から外国人の雇用を積極的に進めています。昨年は、技能実習生や特定技能の資格を持つインドネシアの方々を合計21人雇用しました。早速、戦力になっていただいています。アパートも用意し、楽しく過ごされています。インドネシアの方々は毎年16人増やす計画で、今年5月ごろにはバングラデシュからも受け入れる予定です。
 街中での高齢者施設の建設も、外国人の多数の雇用も順調に進んでいます。今後も利用者様が希望されるサービスに応え、街中のにぎわいづくりの観点でも、広く大村に貢献していきます。