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TopInterview

挑戦、変革、貢献―。
社会・経済環境が激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、戦後80年を迎える2025年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

日本たばこ産業

長崎支社長

高谷 秀一

日本たばこ産業高谷 秀一

所在地 長崎市興善町6-5興善町イーストビル5階

電話 (095)822-9105

日本たばこ産業

長崎支社長

高谷 秀一

心みたされるよりよい明日へ

 JTグループは2022年4月に全国47支社体制に再編。地域課題により目を向け、事業環境の変化やお客さまのニーズに迅速かつ的確に対応できるようになりました。25年もステークホルダーの皆さまとのつながりを深め、当社が有するさまざまな資産を共有することで、お客さま一人一人の「心の豊かさ」に資する新たな価値創造に挑戦してまいります。
 医薬や加工食品といった当グループで展開する事業の中で中核となるたばこ事業では、高温加熱型の加熱式たばこ(HTS)と紙巻たばこを最重要カテゴリーに位置付けています。昨年1月には国内外のたばこ事業をスイス・ジュネーブの拠点に一本化しており、グローバルベースでの事業展開や迅速な意思決定が可能となりました。多様化する喫煙スタイルやニーズに対応するため、商品の改良や新商品開発に取り組んでまいります。
 たばこを吸う方と吸わない方が共存できる社会の実現に向け、分煙環境整備も重要な課題です。JTでは飲食店や事業所、商業施設への分煙コンサルティングなどに注力しています。
 また、地域社会への貢献活動の「Rethink PROJECT」では、「ひろう」体験を通じて「すてない」気持ちを育てる「ひろえば街が好きになる運動」という市民参加型の清掃活動を実施しています。昨年、DEJIMA博では来場者約千人に参加いただきました。22年からは社員で長崎市のアダプトプログラムにも参加し、桜町周辺を清掃しています。
 心みたされるよりよい明日の実現に向け、今後も地域社会のさまざまな課題に向き合います。