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長崎の、その先の風景。
地元経済のけん引役となる各界のみなさんは“長崎の、その先の風景”をどのように展望し、描いていくのでしょうか-。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

日本生命保険

長崎支社長

作本  豪

所在地 長崎市万才町4-15日本生命長崎ビル新館3階

電話 (095)823-6181

日本生命保険

長崎支社長

作本  豪

保険と地域貢献で長崎を元気に

 明治22年(1889年)創業。生命保険の国内トップ企業として、個人・法人向けの幅広い商品をそろえています。営業職員は全国に約5万人。長崎支社の20営業所には約500人おり、一人一人がそれぞれのエリアや職域などを担当。アフターフォローや新規顧客を開拓しています。
 近年は少子高齢化や単身世帯の増加などで生き方が多様化。保険に求められるものも変わってきています。これまでの遺族への死亡保険から、長生きに備えた年金、医療介護、三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)に備えるニーズが高まっています。
 生命保険は期間の長い商品です。お客さま一人一人の年齢や家族構成など、ライフステージの変化によって、必要な保障は異なります。その保障が十分なのか、本当に必要なのか。その方に合ったものになるよう、ご提案しています。
 県内六つの自治体と包括連携協定を結ぶなど、地域貢献も重視。長崎県は、がんの罹患(りかん)率が高い傾向にある一方、検診受診率は低い水準にあります。がんの早期発見、治療につなげるため、がん検診の啓発活動を進めていきたいです。
 また、昨年のパリ五輪では当社所属のアスリートが躍動。柔道の出口クリスタ選手が金メダル、卓球の早田ひな選手は銀、銅メダルに輝きました。長崎でも当社所属の選手を招いたスポーツ教室を開きたいと考えています。
 2025年は、生命保険で皆さんが安心してもらえるような暮らしをつくるとともに、地域貢献をさらに進め、長崎をより元気にしたいです。