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長崎の、その先の風景。
地元経済のけん引役となる各界のみなさんは“長崎の、その先の風景”をどのように展望し、描いていくのでしょうか-。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

住友商事九州長崎支店

執行役員長崎支店長

樽見 雅幸

所在地 長崎市幸町7-1STADIUM CITY NORTH6階

電話 (095)815-8822

住友商事九州長崎支店

執行役員長崎支店長

樽見 雅幸

プレゼンスNo.1の総合商社へ

 住友商事九州は、九州・沖縄地域の地場企業として地域経済の発展に取り組んでいます。弊社の強みの一つは、長年築いてきた「産官学」との連携に加え、住友商事グループの多岐にわたる経験・実績を基に地域におけるプロジェクトの企画・開発が可能な点です。
 昨年10月に長崎スタジアムシティへ事務所を移転し、気持ちも新たに新年を迎えました。今年の抱負は「プレゼンスを向上させる」。住友商事の中期経営計画2026のテーマ「No.1事業群」に向け、住友商事九州では「プレゼンスNo.1の総合商社」を目指しています。お客さまが何か新しいことを始めるときに一番に思い浮かぶ、絶対的信頼がある総合商社へ。実現のためには、従業員のエンパワーメントが不可欠です。一人一人が「セルフリーダーシップ」を意識し、新しい創造を生み出し行動していく。総合商社だからできることへチャレンジしていきたいと思います。
 新規事業開拓においては「GX×DX」「 DX×Mobility」をイメージして、グループの持つ多彩でユニークな商材、サービスの提供に取り組んでまいります。長崎では西海市江島沖など、洋上風力発電関連のバリューチェーン構築が見込まれるため、県内企業をサポートしていく所存です。
 また、高校生向けにキャリアを考える「きっかけづくり」を目的とした出前授業の実施、世界遺産や史跡の清掃活動、企業版ふるさと納税による離島振興事業への寄付といった社会貢献活動も継続していきます。さまざまな地域課題の解決など、現場に寄り添い、お客さまと一緒に取り組んでまいります。