長崎新聞トップ

長崎の、その先の風景。
地元経済のけん引役となる各界のみなさんは“長崎の、その先の風景”をどのように展望し、描いていくのでしょうか-。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

リハビリテーションあいのわ

代表取締役

坂枝 真一

所在地 諫早市幸町52-7

電話 (0957)47-6869

リハビリテーションあいのわ

代表取締役

坂枝 真一

カイゴ業界の未来を創造する

 2014年設立。「在宅ケアの総合商社」として理学療法士などの専門職を配置し、デイサービスを中心に、ショートステイ、訪問看護・リハビリ、ホームヘルパー、ケアプランセンターなど、在宅介護に特化したサービスを提供する介護事業所です。いつまでも住み慣れた家で生き生きと快適に生活してもらうために、チーム一丸となって在宅生活をデザインします。
 人の世話になりたくないという人ほど、介護施設の利用を控える傾向があります。自力で歩けなくなるなど症状が進行してしまう前にリハビリで何とかしたい。そこで誰もが楽しく、ちょっとおしゃれをして自発的に出かけたくなるような場所であることが大切です。
 リハビリを頑張ることが目的ではなく「乗馬をもう一度やりたい」「ゴルフに行きたい」など、リハビリのその先にある人生を楽しむことが本当の目的。できることややりたいことが増えていくのがサービスの本質です。このサポートは何事にも変えられない喜びですし、スタッフの格好良さややりがいが若手に伝われば、人手不足も解消できると考えています。
 2事業所を新設予定の本年も、質の高いサービスが提供できるようしっかりと準備します。昨年11月、小川町にオープンした「R:studio.」は、起立動作や片足立ち等の動画をAIが分析し、やりたいことや、目的に合った在宅でのトレーニングを提案できる、介護予防に特化した事業所です。最新デジタル技術も駆使し、地域の中のフレイル予防活動に力を入れて、自分らしい元気な暮らしをサポートしてまいります。