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TopInterview

挑戦、変革、貢献―。
社会・経済環境が激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、戦後80年を迎える2025年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

長崎新生活センター法倫會館

代表取締役社長

大坪  進

長崎新生活センター法倫會館大坪  進

所在地 長崎市茂里町3-31

電話 (095)846-9100

長崎新生活センター法倫會館

代表取締役社長

大坪  進

心に残るセレモニーの実現を

 創業以来、弊社では「地域に根差したオンリーワンの葬儀」を徹底してきました。ご遺族の心に残るセレモニーの実現を第一に考え、一般葬、家族葬、団体・社葬等の葬儀と、それに関わる生花部門、商品部門、料理部門まで、高品質なサービスを一貫して提供しています。また、社員全員に「グリーフケア」教育を実施するなど、ご遺族の心に寄り添うための取り組みにも重きを置いています。
 核家族化やライフスタイルの変化により、葬儀の在り方が多様化している昨今、特に家族葬の要望が増加傾向にあります。そんな中、2022年に開設した小型貸し切り斎場「滑石斎場」は、故人と遺族がゆっくりお別れできるとの声をいただいています。
 「終活」を意識する方も多く、死後の法事やお墓の管理を心配される「お一人さま」の問い合わせも年々増えています。そこで司法書士、弁護士ら専門家とネットワークを組み、生前整理から死後の手続き、法事やお墓の管理、お骨の処理まで、安心してお任せいただける体制を整えました。少額の掛け金でのアフターサービスに加え、お墓参りの代行や墓じまい、納骨堂の相談など、葬儀に関するさまざまなニーズへの対応も長いスパンで充実させる必要があると考え、現在、新たな事業を展開しています。
 弊社は1965年に冠婚葬祭互助会として法人化し、今年で60周年を迎えました。前身である上田神具店が創業した1877年から変わらずに目指すのは、安心・信頼される企業になること。今後も「地元・長崎のみなさまへの貢献」を真摯に考え、成長を続けます。