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TopInterview

挑戦、変革、貢献―。
社会・経済環境が激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、戦後80年を迎える2025年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

ヤベホーム

代表取締役

矢部 福徳

ヤベホーム矢部 福徳

所在地 諫早市永昌町10-14

電話 (0957)25-3188

ヤベホーム

代表取締役

矢部 福徳

人と地球に優しい住まいづくり

 2025年から住宅の省エネ基準が義務化され、断熱性能や一次エネルギー消費量の基準を満たす住宅づくりが求められます。また、法改正による構造計算義務の拡大(4号特例の縮小)に対応するため、弊社では昨年より断熱等級5以上プラス健康素材を取り入れた「ウェルネスZEH住宅」を提案、全棟構造計算で安心・安全な住宅を提供しています。
 DX活用では、プロジェクト管理ツールやクラウドベースのコミュニケーションツールを導入することで、業務効率化と顧客対応力の向上が期待できます。IT化を進めることで、少数精鋭で競争力を維持し、柔軟な働き方を目指します。
 人口減少と新規住宅着工数の減少を背景に、リフォームやリノベーション市場が拡大しています。特に中古住宅の耐震補強や断熱改修など、既存住宅の性能向上が重要で、創業38年地域密着型の実績を活かし、空き家・相続相談と合わせてサービスを強化していきます。
 また、お施主様に「引き渡してからが本当のお付き合い」という想いを大切にし、新築30年無料点検の長期アフターサービスを実施。長崎市の「ヤベホームの森」ではSDGs森づくりプロジェクトを継続するなど地域と地球に優しい事業活動が評価され、昨年、林野庁の「森林×ACT(アクト)チャレンジ 2024」で優秀賞(林野庁長官賞)を受賞。これからも当社が目指す「人と地球に優しい住まいづくり」をさらに深化させ、カーボンニュートラル社会の実現に貢献して参ります。