長崎新聞トップ

長崎の、その先の風景。
地元経済のけん引役となる各界のみなさんは“長崎の、その先の風景”をどのように展望し、描いていくのでしょうか-。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

三井住友海上火災保険

長崎支店長

渡辺 太郎

所在地 長崎市元船町9-18長崎BizPORT3階

電話 (095)825-3125

三井住友海上火災保険

長崎支店長

渡辺 太郎

リスクソリューションで社会貢献

 長崎県の社会課題に対する豊富なリスクソリューションのご提供で存在感を発揮していきたいと考えています。損保業界も長崎と同様に変革期を迎えており、お客さまや社会のリスクが多様化・複雑化する中、新しい視点での商品サービス開発やビジネスモデル創出が求められています。
 その中で弊社は、事故・災害時の経済的損失をカバーする保険本来の機能に加え、事故の未然防止や発生後の回復支援にも注力しています。例えばドライブレコーダー付き自動車保険。事故発生時の補償に加え、専用ドラレコ機器による安全運転支援アラート機能、衝撃検知で自動的にオペレーターとつながる機能、迅速な事故解決につながる人工知能(AI)による録画映像分析機能といった、本来の補償を超えたサービスを兼ね備えてご支持を得ています。
 また、今年は阪神淡路大震災の発生から30年を迎えますが、長崎県の地震保険普及率が全国で最も低い現状には危機感を持っています。あらためて自然災害への備えを広くお伝えする使命を感じますし、防災アラートや防災グッズといった保険以外の商品サービスでも安心・安全な街づくりへの役割を果たしていきます。
 2021年の創設時から参画している「長崎県SDGs登録制度」を通じ多くの県内企業を支援してきましたが、この活動を今後さらに加速させていきます。社内で推進中の「柔軟な働き方」や「自分磨き」を通じて高めた一人一人の社員の力を結集して長崎の持続的発展に貢献していきたいです。これからも「お客さま本位」で長崎県の皆さんに寄り添っていきます。