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TopInterview

挑戦、変革、貢献―。
社会・経済環境が激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、戦後80年を迎える2025年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

オフィス早田

代表取締役

早田 貴志

オフィス早田早田 貴志

所在地 佐世保市鹿町町土肥ノ浦185-7

電話 (0956)66-3725

オフィス早田

代表取締役

早田 貴志

新工場建設で事業を拡大

 橋梁や鋼構造物の重防食塗装を強みに本県、全国で事業を展開しています。人の暮らしを支える公共インフラに関する仕事、社会貢献がわが社の大義です。現在、3年計画で新工場の建設を進めており、事業拡大に向けて、今年は新たなスタートとなります。
 2006年に個人で創業。船舶や住宅などの塗装工事を手探りで始め、11年に法人化し、事業を広げてきました。平戸、生月、西海大橋などの補修、メンテナンスを手がけています。橋は国や市町村が管理。高い塗装技術と施行管理、徹底した安全管理に努め、設備の長寿命化を担っています。ほかに鋼構造物や外壁の塗装、公共施設の屋上などの防水工事が主業務となります。
 本社には約2400平方㍍の工場があり、船舶や発電プラント関連のパーツの塗装などの業務に励んでいます。昨年、佐世保市江迎町に約7万平方㍍の用地を確保。新たな部門となる製缶工場の稼働に向け、準備を進めています。工事の進ちょくに応じて、順次仕事を拡大していく予定で、事業を支える新たな人材、技術力を持つ職人が必要となります。
 追及するのは法人、地域のお客さまの要望、信頼に応える施行です。顧客の満足度、プライドを持って取り組んだ工事の完工が、社員の大きな自信、やりがいになっています。県北を中心に雇用の確保を積極的に進め、技術を継承していくのが使命です。新たな拠点を構え、いろんな部門の製作、対応に取り組みます。日本全国に信頼の技術を提供できるよう、社員一丸となって会社の発展と地域貢献にまい進したいと思います。