長萠産業
代表取締役
山田 耕大氏
所在地 長崎市伊勢町3-13
電話 (095)822-8529
長萠産業
代表取締役
山田 耕大氏
生産量は3倍 安定供給が使命
当社は日本のもやし発祥の地である長崎で江戸末期に創業し、1963年に現在の長萠産業株式会社として設立しました。国内で最も長い歴史を持つ、もやし製造会社です。
2021年に稼働した新工場では、60年の歴史で培った生産のノウハウをデジタル化。もやしにとって最適な環境で製造し、機械で根や豆殻を除去するなど、白くてシャキッと太い、高品質な商品を安定的に提供できるようになりました。
昨今は物価高で生産コストが上昇し、業界では経営環境の悪化による廃業が相次いでいます。そのような状況でも、当社は旧工場時代から生産量が3倍に増加。一般的な200㌘入り換算で、毎日7万パックを食卓に届けています。
他の野菜に比べ価格の安定したもやしは需要が高く、生活を守る社会インフラとしての側面もあると思っています。今後も会社の使命として、安定的な供給に努めてまいります。
安心安全をさらに追求するため、昨年は食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる「JGAP」の認証を取得し、社内に品質管理を担当する部署を新設しました。10月には長崎市内ですし店を開業。食の発信とともに、生のニーズをつかんで商品開発に生かせないかと期待しています。
25年は新しい人事制度を本格運用し、「いい会社をつくる」という理念へ向け、従業員が一丸となれるよう体制を整えます。従業員が当社で働いていると誰かに話した時に、「あそこはいい会社だよね」と言ってもらえるような会社を目指して努力を続けます。