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TopInterview

挑戦、変革、貢献―。
社会・経済環境が激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、戦後80年を迎える2025年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

玉木学園

理事長

鬼塚 謹吉

玉木学園鬼塚 謹吉

所在地 長崎市愛宕1-37-1

電話 (095)826-6322

玉木学園

理事長

鬼塚 謹吉

多様性のある学びで社会へ導く

 本学園は、長崎医療技術専門学校、長崎玉成高校、附属中学部から成ります。創立30周年を迎えた専門学校には、理学療法学科と作業療法学科があります。昨年、県内の専門学校としては初めてとなる「主たる実習施設」契約を長崎リハビリテーション病院と結び、学生がより臨床に近い環境で学べる専門学校となりました。就職率は創立以来100%です。
 高校では、即戦力として活躍できる人材を育てています。「衛生看護科」は5年一貫教育。最短の5年で、看護師国家試験受験資格、保健師学校・助産師学校受験資格を取得でき、学費も抑えられます。「医療福祉科」は介護福祉士を目指します。卒業後は同学園の専門学校に進学し、さらにリハビリを学ぶ生徒もいます。長崎市内唯一の「調理科」は昨年、県の調理動画コンテストで入賞。先輩たちの中には、長崎市内の大手ホテルで活躍している人も少なくありません。
 高校には「普通科・共育コース」があり、学びや人間関係に偏りのある子どもたちを幅広く受け入れ。ドリル形式の学習で、一人一人のペースで学び直しを、体験学習で人間関係を培います。生徒が運営する玉成ベーカリー社では、仕入れ・発注、製造、販売など全てを自分たちで。出来たてのパンはピカピカでなかなかおいしいんですよ。昨年はドローンの課外活動もスタート。興味を促し、部活動化も視野に入れています。
 多様な学びを取り入れているのが玉木学園。成長しない子どもはいません。独り立ちができるように手助けします。地元に定着して働いて、税金を納めることができる人を育てていきたいと思います。