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TopInterview

挑戦、変革、貢献―。
社会・経済環境が激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、戦後80年を迎える2025年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

富国生命保険相互会社

長崎支社長

友渕 信哉

富国生命保険相互会社友渕 信哉

所在地 長崎市恵美須町2-3長崎フコク生命ビル7階

電話 (095)822-3444

富国生命保険相互会社

長崎支社長

友渕 信哉

創業100年を超えさらに進化

 1923年の創業以来「ご契約者の利益擁護」を経営理念としています。公共性の高い生命保険事業で得られた利益は「株主ではなくご契約者に還元すべき」と考え、ご契約者一人一人が構成員となる相互会社という会社形態を、創業から今日まで堅持している日本で唯一の生命保険会社です。
 長崎支社は現在、五つの拠点を構え、スタッフは約120人に上ります。少子高齢化やニーズの多様化といった社会の流れに対応し、お客さまに寄り添ったご提案ができる、お客さまアドバイザーの育成に力を入れています。
 当社の主力商品「未来のとびら」は、ライフスタイルに合わせて必要な保障を必要な分だけ組み合わせられる点が特徴で、お客さまに「ちょうどいい安心」をご提供しています。また、昨年4月には個人年金保険「みらいプラス」の予定利率を引き上げ、効率的な老後資金の準備を可能としました。新商品を継続的に投入しながら、お客さまが抱えるリスクを過不足なくカバーできるよう、商品ラインアップの充実を図っています。
 保険会社の最も重要な責務は、いかなることがあっても保険金等を確実にお支払いすることです。そのために当社は健全性にこだわり、強固な財務基盤を築いてきました。一方、2023年度決算においては12年連続の増配を行うことができました。今後も日々の経営努力を重ね、ご契約者の配当に対するご期待に応えていきます。
 創業から変わらない「ご契約者本位」の思いの下、102年目となる本年も「次の100年も必要とされる生命保険会社」を目指して進化してまいります。