世界のＰＨＪグループへ

　創業12年目となった昨年からこの先の５年間で５倍の成長を目指すと宣言し、中期経営計画の中でそれらの計画を「第２章」と表現しました。第１章では「当たり前を疑うことで新たなことを誕生させる」という企業理念のもと、新たな分野でビジネスモデルを構築し、それを仕組み化して大きく成長することができました。
　昨年は諫早市に本社ビルを建設。オフィスにカフェスペースや酸素カプセルを設置するなど福利厚生にこだわり、採用面でも１年間で県内外より６００人以上のご応募を頂きました。また、前年までの中期経営計画に沿った行動も奏功し、業績も過去最高の売り上げ・利益を計上できました。
　来期以降の成長戦略において、経営層の強化にも取り組んでいます。昨年10月にシャープ役員、三菱ＵＦＪキャピタル社長を歴任した橋本仁宏氏らを招へいし、ガバナンスの強化・海外展開の強化にも着手しています。
　既存事業の「在庫買い取りサービス」では、国内企業との業務提携も実施してサービスの拡張に努めました。「事業買い取りサービス」でも、大幅な増収増益を達成。買い取り強化の観点からプラットフォーム事業者との提携などを行い、さらなる成長を見込んでいます。
　新規領域での事業もリリース予定で、来年以降も大きな成長が予想されます。昨年より子会社化した韓国商社もシナジーを発揮してきており、今年は台湾にも進出予定です。２０２５年も全社員一丸となって第２章企業理念である「もったいないを笑顔に変える」というミッションを実現させていきたいと思います。