長崎新聞トップ

長崎の、その先の風景。
地元経済のけん引役となる各界のみなさんは“長崎の、その先の風景”をどのように展望し、描いていくのでしょうか-。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

アサヒビール九州支社

九州北部第一支店長

豊福 知徳

所在地 福岡市中央区天神1-1-1

電話 (092)725-5672

アサヒビール九州支社

九州北部第一支店長

豊福 知徳

新たな価値創造にチャレンジ

 ライフスタイルの多様化により、お酒を飲むシーンやアルコールに対するニーズも変化。ビールだけでも従来のものに加え「低アル、微アル、ノンアル」など、ここ数年で選ぶ楽しさが増えています。
 主力ブランドである「アサヒスーパードライ」は瞬時に感じるキレの良さが特徴ですが、この辛口の骨格を維持しながらアルコール分を3・5%に抑えた「スーパードライ ドライクリスタル」の売り上げが好調です。また「アサヒゼロ」は濃厚なビールを醸造した後、アルコール分を完全に取り除くことで、アルコール分0・00%ながら本格的なビールらしい味わいと飲みごたえを実現。アルコールの代替品として「飲めないときに仕方なく選ぶ」存在から、積極的に「飲みたいから選ぶ」商品としてニーズが高まっています。
 こうした商品開発の根底にあるのは、当社が提唱する「スマートドリンキング」の考え方。お酒を飲まなくても、飲めなくても、さまざまな状況や体質などに配慮した「飲み方」の選択肢を増やし、お互いが尊重し合える社会の実現を目指しています。ビール類の酒税が一本化される2026年に向け、主力ブランドの価値向上に加え、驚きとワクワクにあふれた提案をするために。今までより「もっともっと、面白くなる。アサヒビール」にご期待ください。
 その一環として「おつかれ生です。」を合言葉に「アサヒ生ビール」の世界観を体験できる「マルエフカー」が今年も1月から全国を周遊します。スタートは長崎から。2種類の注ぎ方による味の違いはもちろん、イベントならではの空気感も一緒に楽しんでください。