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長崎の、その先の風景。
地元経済のけん引役となる各界のみなさんは“長崎の、その先の風景”をどのように展望し、描いていくのでしょうか-。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

第一生命保険

長崎支社長

小林 正知

所在地 長崎市西坂町2-3第一生命ビル9階

電話 (095)823-8111

第一生命保険

長崎支社長

小林 正知

95周年も変わらず安心届ける

 第一生命保険長崎支社は1930年の開設から今年で95周年を迎えます。「一生涯のパートナー」として、一人一人の暮らしに寄り添い、長崎の発展とともに成長してきました。多くのお客さまにご愛顧いただき感謝申し上げます。
 本年度は、創業以来の理念である「お客さま第一主義」に今一度立ち返り、支社を挙げてお客さまとの接点を増やすよう活動しています。生命保険の主な役割は、万一のけがや病気の際の経済的な不安を軽減すること。保険金・給付金を確実に届けるため、約550人の生涯設計デザイナーが、契約内容や給付金の請求状況などの定期点検を丁寧に行っています。
 県内各自治体と連携した地域課題解決にも継続して取り組んでいます。県民の皆さまの健康増進のために実施している「がん健診」受診への意識調査は、調査をきっかけにした受診促進とともに、1万5千件の回答結果を県と共有し施策に役立ててもらっています。
 女性活躍推進にも力を入れており、県内企業の女性社員を招いた交流の場「女性活躍推進グループ会議」は3年目を迎えました。地域のスポーツ振興の一助となるため、プロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」のシルバーパートナー契約を結んで応援しています。
 近年はお客さまの資産形成への関心が高まっています。ニーズの変化に対応できる人材の育成も重要で、処遇改善や研修強化に引き続き取り組みます。95周年にふさわしい年になるよう、「安心を届ける」という使命を変わらず果たし、こつこつとお客さまの信頼を積み上げてまいります。