長崎新聞SDGs

長崎新聞SDGs宣言(2021年3月17日)

 日頃から長崎新聞をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
 昨年からの新型コロナウイルス感染拡大により、われわれの生活は一変しました。人と人とのコミュニケーションは制限され、地域経済も疲弊し、社会全体が閉塞感に覆われています。このような状況下で新型コロナウイルスに関連する報道、速報への反響は大きく、新聞社として県民の皆さまに必要とされる情報を発信することの重要性をあらためて感じております。
 長崎新聞社は本日、国際連合が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)実現に向けて「長崎新聞SDGs宣言」をします。関連会社や長崎新聞販売センターと緊密に連携しながら「誰一人取り残さない」SDGsの理念実現を目指します。本業であります地域に密着した正確な情報発信をはじめ、新聞配達員による地域の見守り活動、原爆報道、平和報道を通じた次世代への平和教育継承、本社、支社、支局照明の100%LED化推進などに継続して取り組みます。また自治体や大学、企業などの活動を積極的に紙面やホームページで紹介し、SDGsの周知、啓発にも努めます。
 長崎新聞社の使命は、公平な立場で真実の報道を県民の皆さまにお届けするとともに、地域社会の発展に末永く貢献することです。社の綱領にも「県民の幸福のために献身し、地方産業経済の発展と地方文化の向上に寄与する」と定めています。長崎の美しい自然、文化、伝統、平和教育を次世代に引き継いでいけるよう、県民一人一人が長崎で安心して暮らしていけるように、全力でSDGsに取り組んで参ります。今後もより一層のご支援をお願い申し上げます。

代表取締役社長 徳永 英彦

 

※2021年3月17日 長崎新聞掲載