長崎新聞は1889(明治22)年9月5日に創刊し、太平洋戦争中の言論統制や原爆による社屋焼失など、幾多の苦難を乗り越えて今日に至っています。地域に根差し、みなさんに役立つ情報を伝えることで、ふるさとの発展に寄与するとの理念を掲げる、長崎県内で最も発行部数の多い唯一の地元紙です。
人口減少による地方の疲弊が進んでいます。特に長崎県は人口流出が激しく、働く場の確保、地域コミュニティの維持など課題が山積しています。そんななか、長崎新聞社は若者の県内定着を図ろうと、長崎県などと協力して2017年9月、大学・企業・就活情報紙「NR」を創刊しました。魅力ある県内の大学、短大、企業などの情報を県内すべての高校・高専、大学・短大生に届ける前例のない取り組みが評価され、「日本タウン誌・フリーペーパー大賞」の新創刊部門で最優秀賞を受けました。
これからも時代のニーズに合った魅力的なコンテンツを開発、提供し、長崎県の情報産業の中核企業として努力を続けてまいります。
代表取締役社長 徳永 英彦