長崎書道会について
長崎書道会とは
1934年(昭和9年)長崎新聞社の前身である長崎日日新聞社が、教育書道関係者に教育書道の振興を委託して「長崎書道研究会」を発足させたのが始まりです。その研究成果を発表する場として「書道の歩み」誌を創刊しました。その後、さまざまな変遷を経験しながら「長崎書道会」として長崎新聞社が運営を担ってきました。
1980年(昭和55年)長崎新聞社が、長崎市出島町(出島史跡)から同茂里町(現在地)に移転する際、長崎新聞文化ホールを設立し、長崎書道会の業務を移管し、今日に至っています。
現在書道誌としては、毎月「書道の歩み」「書道の歩み・小中学生版」「ペンと小字」を発行しています。
毎月の作品提出スケジュール
「書道の歩み」「書道の歩み・小中学生版」「ペンと小字」は、毎月13日に発行し、お届けします。
(1月や5月、13日が日祝日の場合の発売日は変動します。)
翌月、25日までに、それぞれの課題を清書し、冊子に刷り込んでいる出品券を作品に貼り長崎書道会事務局に提出します。初出品の時のみ作品に「新級」と書いて下さい。
翌月、出品作品の『級』を認定して冊子にて発表します。
長崎書道会の級・段制度
長崎書道会の級・段制度
毎月の月例出品作品は、すべての科目で新級からスタートし、級は10級から1級、特5級から特1級、優5級から優1級まで21段階あります。
段は一般部(大人)が初段から5段まで。小中学生部が初段から10段、特待まであります。(段は昇段試験でのみ昇段します。)
また、一般部では資格試験を受験すると教師、準師範、師範の取得もできます。
※他の書道団体からの編入制度もあります。(段級証明書類必要)
一般部の他団体からの編入は、段以上の取得者に限ります。
昇級試験・昇段試験・資格試験
毎月の月例出品とは別に、昇級試験・昇段試験・資格試験があります。
【試験締切(提出)月】
2月…一般部条幅、小字、ペン字、ボールペン、学生部毛筆、準師範
6月…一般部半紙、半紙部教師、ペン字教師、師範
7月…学生部毛筆、学生部硬筆、学生部条幅
9月…一般部条幅、小字、ペン字、ボールペン字
11月…一般部半紙、学生部毛筆、学生部硬筆、学生部条幅
【受験料】
・一般部は受験する段級によって受験料が異なります。(書道の歩み・ペンと小字)
10級~1級…900円、特3級~優1級…1,000円、初段~4段…1,200円
条幅部初段~4段…1,500円 *いずれも1点あたりの受験料
・学生部毛筆、硬筆ともに1点400円
・ペン字教師3,000円、半紙部教師4,000円、準師範5,000円、師範8,000円
認定証の発行(初段以上)
初段以上の有段者には認定証を作成しております。発行手数料は一般部1,200円、学生部800円。郵送の場合は別途送料をいただきます。申込み後から発行までに約1ヵ月要します。(認定証のサイズはB4)
申込時期…3月、7月、、8月、10月、12月の月末締切。
申込方法…書道の歩み冊子に刷り込みの申込用紙または、下記の認定証申込用紙をダウンロードし、必要事項を記入し作成料を添えて申込時期をご確認の上お申し込みください。作成にはその段を取得した成績が発表された冊子の「令和〇年〇月号」の記入が必要です。お申し込みは、直接長崎書道会にてお申し込みされるか、郵送でのお申し込みは現金書留または為替を同封し申込書を添えてご送付ください。
申し込み先…長崎市茂里町3-1 長崎書道会 認定証申し込み係
長崎書道会の催し
■長崎書道会展
条幅作品による作品展・条幅部にて5級以上の一般部会員を対象に年1回開催。
条幅部の力を試す、一般部の募集となります。
■小中学生書道大会
県内外から応募された課題作品を選考後。選出された生徒のみ即席の揮毫大会に挑み、最高賞の
文部科学大臣賞を目指します。小中学生の募集となります。(長崎書道会以外の方も応募可能です。)
■書道講習会
年1回開催・長崎書道会の審査員が会員に直接指導します。
■認定証授与式
年1回「半紙部教師」試験合格者に認定証を授与。
年1回「師範」「ペン字教師」試験合格者に認定証を授与。
■師範会展
師範認定取得者が毎年夏季に開催。
入会のご案内
入会の方法
本会が発行している「書道の歩み」「書道の歩み・小中学生版」「ペンと小字」のいずれかの冊子を購入し、冊子に刷り込みの出品券にて出品することで『入会』となります。
冊子の購入は下記販売箇所で直接購入か電話、メールまたは郵便で「長崎書道会事務局」に申込みいただき、ご入金を確認出来た時『入会』となります。(支部加入の場合は支部単位で確認)
入会区分
(1)個人購読《冊子のみお届け》
半年または1年分の冊子代金(送料込)を前納していただきます。毎月冊子のみお届けします。
ご自身で練習し、締切日までに清書作品をご出品ください。
(2)通信購読《冊子+お手本コピー(半紙のみ)+添削指導付き》
半年または1年分の冊子代金(送料込)と手本代、添削代を前納していただきます。毎月冊子と手本(一般誌のみ)をお届けします。毎月一回、書道会へ添削作品を送付し審査員に添削を受けた後、締切日までに清書作品をご出品ください。※添削は申込時に選択した部門のみです。
(3)書道教室に入会
お近くの書道教室(支部)で受講したら入会したことになります。教室の一覧はこちらから
書道会へお尋ねの際には、町名と教室名をお知らせください。責任者名と連絡先をお伝えいたしますので、
詳細は、直接お問い合わせいただくことになりますので、ご了承ください。
(4)長崎新聞文化ホールまたは書道用品販売店での冊子購入
長崎新聞文化ホール1階総合受付、書道用品販売店にて冊子を販売しております。購入のうえ出品したら会員ということです。販売場所は、下記をご覧ください。
(5)支部開設
10冊以上(「書道の歩み」のみか、他の冊子との合計でもよい)の冊子を共同で購入する方、または、10冊以上の冊子(同)を購入した上で、受講者を集め教室を開く方は、いずれも当会に登録すれば(10冊以上の場合送料は当会負担)支部会員となることが出来ます。詳しくは、長崎書道会までお問い合わせください。
現在、書道誌(「書道の歩み」「ペンと小字」「書道の歩み小中学生版」)の見本誌(バックナンバー)を無料で差し上げています。お申し込みをいただければ、説明資料と併せて、無料でお送りいたします(お1人様1回限定)。ぜひご利用ください。
見本誌の申し込みは、電話095-844-2123か、メール(こちらをクリックしてください)でどうぞ。
教室について
長崎書道会の教室は、昇級昇段試験をクリアし、試験にも合格して「教師」「準師範」「師範」のいずれかの資格を得ている確かな指導者によって運営されています。
教室の一覧はこちらをご覧ください。
長崎書道会の役員一覧
長崎書道会役員一覧はこちらをご覧ください。
教師、準師範制度について
半紙部教師、準師範制度
半紙部教師受験は6月、準師範受験は2月に行っています。詳しくは「書道の歩み」をご覧ください。
半紙部教師、準師範受験申込書
令和6年度半紙部教師・師範試験受験・ペン字教師受験要項は令和6年6月号書道の歩み、ペンと小字をご覧ください。
令和7年度準師範試験受験の要項は、令和7年2月号書道の歩みをご覧ください。
> 師範受験申込書
> 準師範受験申込書
よくある質問 Q&A
お客さまから寄せられる長崎書道会に関するご質問を掲載しております。
冊子・用紙販売
冊子の紹介
「書道の歩み」
漢字、かな半紙から条幅、隷書までの課題を掲載した一般向け毛筆書道誌。定価700円(消費税込)
「書道の歩み小中学生版」
文部科学省の学習指導要領に沿った正しい筆順、整った字形の課題を鉛筆と毛筆で練習します。幼児から中学生までの書道誌。定価600円(消費税込)
「ペンと小字」
日常生活に役立つペン字、ボールペン字、さらには実用的でやさしい表書きなどの毛筆課題を掲載。初めての人にも◎。定価600円(消費税込)
用紙の紹介
「ペンと小字」の課題提出には書道会指定の用紙が必要です。
■初級用
小字4行(100枚:1,500円) ・ペン字4行(100枚:400円)
■中・上級用
小字5行(100枚:1,500円) ・ペン字5行(100枚:400円)
ペン字7行(50枚:700円)
「書道の歩み小中学生」昇段級試験用硬筆用紙
■学生用
学生硬筆用紙(20枚:130円)
*学年別に4種類(1・2年用、3・4年用、5・6年用、中学生用)
冊子・用紙の販売場所
- 長崎新聞文化ホール(長崎市茂里町3-1・1F総合案内) *用紙販売あり
- 長崎新聞カルチャーセンター(長崎市茂里町3-1・4F) *用紙販売あり
- 石丸文行堂(長崎市浜町8-32) *用紙販売あり
- 晃烽堂(長崎市古町16-1) *用紙販売あり
- 中尾文具(長崎市銅座町6-25) *用紙販売あり
- 廣雲堂(長崎市千歳町9-21) *予約制
お問い合わせ先
長崎書道会 |
TEL: 095-844-2123 |
FAX: 095-848-7557 |
受付時間: 平日10:00~17:00 |
MAIL: shodoukai@nagasaki-np.co.jp |