ピースサイト 2020年ピースサイト関連企画 2020/07/18 被爆・戦後75年 ナガサキ・ユースの視点 若者と平和活動・1 【期待】「共に頑張ろう」胸に 光岡華子さん(24)=5期生= 6月6日、長崎市内。今年8月9日の平和祈念式典で市長が読み上げる平和宣言文の起草委員会初会合に、最年少の学生委員として出席した光岡華子(24)=長崎大大学院2年=はどこか冷めた思いでいた。市が示した原案。文面には、核廃 […] 2020/07/09 被爆2世を生きる 平野伸人の半生(10完) 【継続】 「最後まで」教え胸に 6月9日正午すぎ、強い日差しが照り付ける長崎市の平和公園であった恒例の「反核9の日座り込み」に被爆者ら約90人が集まった。「みんな年を取っているが、もう一度闘う」。集団訴訟の準備状況を報告した「被爆体験者」の男性が決意 […] 2020/07/08 被爆2世を生きる 平野伸人の半生(9) 【育成】 3000粒の「種」まいた 1998年に被爆地長崎で誕生した高校生平和大使は2005年、全国公募に拡大する。13年、被爆の実相を伝える若者に委嘱する外務省の「ユース非核特使」第1号に選ばれ、14~16年には国連軍縮会議で演説の場も設けられた。「微 […] 2020/07/07 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 佐世保空襲編・6完 【記者ノート】 「残したい」に寄り添う これまでどれだけ空襲の話に耳を傾けてきただろうか-。そんな問いを何度も突きつけられた取材だった。 最初は1通の手紙だった。送り主は、13歳で佐世保空襲を経験した西海市の北島洋子さん(88)。昨年9~10月にかけて長崎 […] 2020/07/06 被爆2世を生きる 平野伸人の半生(8) 【自発】 高校生が表舞台へ 「いつも同じ顔触れ。知らない人がいたら警戒するほどだった」。東西冷戦のあおりで原水爆禁止運動が分裂する中、被爆医師の秋月辰一郎=2005年に89歳で死去=らが団結を呼び掛け1989年に始まった「ながさき平和大集会」。平 […] 2020/07/04 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 佐世保空襲編・5 【記者ノート】 戦争知らない者の務め 佐世保空襲の取材を担当することになり、知り合いで空襲体験者がいるかどうか母(56)に尋ねてみた。「親戚におるよ」。初耳だった。長崎市出身で被爆3世の私は、佐世保空襲とは無縁だと思っていた。 母や祖母(85)に詳しく尋 […] 2020/07/04 被爆2世を生きる 平野伸人の半生(7) 【保存】 遺構の活用に奔走 爆心地に近い長崎市の平和公園。被爆50年に向け改修工事中だった1992年、地中から旧長崎刑務所浦上刑務支所の基礎や死刑場が姿を見せた。大型の被爆遺構出現にマスコミも大きく報じた。 長崎原爆戦災誌などによると被爆時、刑 […] 2020/07/03 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 佐世保空襲編・4 【語り継ぐ】 高まる学校教育の重要性 6月19日午後。佐世保市花園町の九州文化学園小中学校の中学1年の道徳の授業で、担任の高山幸子(47)が問い掛けた。「佐世保空襲の日時を言える人はいますか」。19人の生徒がタブレット端末の画面を押すと、電子黒板にグラフが […] 2020/07/03 被爆2世を生きる 平野伸人の半生(6) 【開拓】 裁判による解決模索 「出張日記」と記された192ページの小さな手帳が、平野伸人(73)の手元に残る。書いたのは戦時中、三菱重工業長崎造船所に徴用され被爆した金順吉(キムスンギル)=1998年に75歳で死去=。91年、県被爆二世教職員の会会 […] 2020/07/02 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 佐世保空襲編・3 【体験者がぶつかる壁】 高齢化 語り部活動できず 佐世保空襲を語る上で欠かせない本がある。24人の体験者の証言を記録した「火の雨」(絶版)。47年前の1973年に発刊され、初版の2千部はわずか数日で完売。すぐに増刷され、地元の平和教育にも活用された。 70年代。戦争 […] 前のページへ<23456次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ