ピースサイト 2020年ピースサイト関連企画 2020/11/12 向陽寮の足跡 戦争孤児の居場所 被爆・戦後75年 本紙連載(2020年11月12日~) 戦後、街中には戦争や原爆で親を失い、路頭に迷った子どもたちがあふれていた。終戦から2年後、本県で最初の県立孤児院(後の児童養護施設)として開設された向陽寮(現在は光と緑の園 向陽寮)。多くの戦争孤児を引き取り、社会に送 […] 2020/08/17 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 引き揚げ者編・6 【市街戦】掘った穴に身を潜める 1945年8月15日、終戦で旧満州(現在の中国東北部)は消滅し、無政府状態になった。ハルビンで生まれ、終戦時、新京(現在の長春)にあった白山国民学校の3年生だった増田重爾(しげる)(84)は9歳で混乱の中に放り込まれた […] 2020/08/15 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 引き揚げ者編・5 【爪痕】原爆の惨状に言葉失う 暦が1946年に変わったその日、旧満州(現在の中国東北部)大連で生まれ育った宮崎正人(88)の新たな人生の旅路が始まった。 大連から家族8人で乗り込んだ貨物船「彌彦(やひこ)丸」の船倉は3段に仕切られ、約3千人の引き […] 2020/08/14 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 引き揚げ者編・4 【連行】胸に銃突き付けられる 「長崎に時限爆弾が投下されて全滅した」 1945年8月、旧満州(現在の中国東北部)大連。13歳だった宮崎正人(88)=長崎市小瀬戸町=は、両親の実家がある長崎の被害をラジオで聴いた。そのころ、町内では毎晩のように頭巾 […] 2020/08/13 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 引き揚げ者編・3 【家族】消えた かすかな希望 1946年12月ごろ。年明けに日本への引き揚げ船に乗れる見通しとなり、木本和義(85)は2人の姉と胸を躍らせた。 「内地へ帰る力はなか。大村の親戚に手紙を書くけん、あなたたちだけで帰らんね」。病で体調が悪化した母ツル […] 2020/08/12 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 引き揚げ者編・2 【敗戦】困窮を極めた暮らし 「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び-」。1945年8月15日正午。旧満州(現在の中国東北部)の南部で暮らしていた木本和義(85)は、近所の日本人とラジオから流れる玉音放送を直立不動で聴いていた。戦争に日本が負けた-。目か […] 2020/08/11 被爆・戦後75年 記憶をつなぐ 引き揚げ者編・1 【祖国】上陸直後 亡くなった母 久しぶりの夏空が、長かった梅雨の終わりを告げていた。 7月29日。木本和義(85)=諫早市真崎町=は佐世保市浦頭港の海岸を73年ぶりに歩いていた。「ここではつらい思い出しか浮かばない。二度と来たくない場所だよ」-。「 […] 2020/08/08 被爆・戦後75年 声に願い込め 朗読・永遠の会(5) 【決意】永遠の会・大塚久子代表 インタビュー 小さな一歩 踏み出す 被爆体験の朗読を通じて、平和、命の尊さを語り継いでいる「被爆体験を語り継ぐ 永遠(とわ)の会」。代表の大塚久子さん(62)に、活動の思いなどを聞いた。 -朗読にどのような願いを込めているか。 被爆者の思いに寄り添え […] 2020/08/07 被爆・戦後75年 声に願い込め 朗読・永遠の会(4) 【模索】「希望の光」激励胸に 今月、長崎市内。永遠の会の山下恵子(62)が、自宅で時計を手に朗読原稿を繰り返し読み上げていた。9日の長崎原爆の日に、長崎原爆資料館で朗読する被爆者の体験記をまとめたものだ。手記は自身で選び、朗読が15分の持ち時間内に […] 2020/08/06 被爆・戦後75年 声に願い込め 朗読・永遠の会(3) 【黒本】地道な“発掘作業” 長崎市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の本棚に、来館者が閲覧できる通称「黒本」と呼ばれる分厚い本が並んでいる。その数76冊。1995年度に国が実施した被爆者実態調査で、全国から寄せられた体験記のうち、長崎原爆に関する […] 12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ