ピースサイト 2018年ピースサイト関連企画 2018/08/08 戦後73年・被爆73年 表現者たち 鎮魂のうた 降旗良知医師の記憶〈7〉完 人類の果て 壮絶な体験 心にしまう 針尾海兵団医務科救護隊の降旗良知(ふりはたりょうち)らは、1945年8月17日から10日間、長崎市内で被爆者らの治療に当たり、壮絶な生死と向き合った。10日後、命令を受け、新興善国民学校の救護所を後にした。 帰隊 […] 2018/08/08 戦後73年・被爆73年 表現者たち 鎮魂のうた 降旗良知医師の記憶〈6〉 狐火 死者焼く 寂しい炎の色 救護隊として派遣された10日間、降旗良知(ふりはたりょうち)らの睡眠時間は、毎日2時間ほどだった。当時24歳の若さではあったが、「よくあれだけ持ったものだと思います」と手記に書いている。 次から次に運び込まれる負傷者 […] 2018/08/08 戦後73年・被爆73年 表現者たち 鎮魂のうた 降旗良知医師の記憶〈5〉 少年・少女の死 悲痛な記憶 胸に刻む 針尾海兵団救護隊の降旗良知(ふりはたりょうち)の手記には、救護所に運び込まれた負傷者の治療に当たった日々の記憶がつづられている。 被爆直後から負傷者の救護所となった新興善国民学校の病室(教室)に、顔に傷を負った4歳ぐ […] 2018/08/08 戦後73年・被爆73年 表現者たち 鎮魂のうた 降旗良知医師の記憶〈4〉 救えなかった命 見守るしかない無念さ 戦時下、長崎市では空襲時に備えて救護体制が敷かれていた。しかし、原爆投下によって、当時、国内でも最高レベルと言われていた長崎医科大(現長崎大医学部)をはじめ爆心地近くの医療施設や、医療従事者らが壊滅的な被害を受け、救護 […] 2018/08/08 戦後73年・被爆73年 表現者たち 鎮魂のうた 降旗良知医師の記憶〈3〉 派遣救護隊 死傷者放置 目覆う状況 針尾海兵団の第1次救護隊は8月9日の夜、急きょ長崎に派遣され、翌10日から救護活動に当たった。同隊が1945年9月12日付でまとめた報告書によると、到着したときには、死傷者は、まだほとんど未処置のまま放置され、目を覆う […] 2018/08/08 戦後73年・被爆73年 表現者たち 鎮魂のうた 降旗良知医師の記憶〈2〉 地獄絵 「これは人類は滅びるな」 降旗良知(ふりはたりょうち)(1921~2007年)が56歳のときに書いた手記「長崎原爆治療の想い出」によると、45年8月9日、長崎に原爆が投下された際、降旗は軍医科見習尉(い)官として勤務する長崎県針尾海兵団医務科の […] 2018/08/08 戦後73年・被爆73年 表現者たち 鎮魂のうた 降旗良知医師の記憶〈1〉 痛烈な心の調べ 生死と直面 終生忘れず ことし開館10周年を迎えた長崎市立図書館(同市興善町)の一角に、「救護所メモリアル」が設けられている。戦時中、同館の場所にあった新興善国民学校は被爆直後に救護所となり、多くの負傷者が運び込まれた。診察室として利用された […] 2018/08/08 「岐路の被爆者団体~高齢化の現場から~」【下】 継承とは 「非被爆者」と手携え 共感者増やし 理念 後世へ 被爆者組織の変容は長崎に限った話ではない。被爆地広島では、分裂の歴史がある二つの県原爆被害者団体協議会(県被団協)に統一を目指す動きが出ている。 1960年代に原水禁運動が政治的立場の違いから分裂した影響を受け、広島 […] 2018/08/08 「岐路の被爆者団体~高齢化の現場から~」【中】 組織衰退 乖離する理想と現実 当事者だけでは「無理」 「一番若いんだから一人になっても続けろ」 長崎の被爆者運動をリードした故山口仙二に口酸っぱく言われた言葉が胸に残る。 だが、市民平和運動の原点とされる「長崎原爆青年乙女の会」代表の小峰秀孝(77)は今、複雑な心境を […] 2018/08/08 「岐路の被爆者団体~高齢化の現場から~」【上】 会長不在 「後任が決まらない」 友愛会の活動 入院中も 7月25日、長崎市内の病院。県被爆者手帳友愛会の会長代行、中島正徳(88)がベッドから起き上がり、静かに口を開いた。 「後任が決まらない」 会長退任から2カ月。状況に変わりはない。「一時は解散も考えていた。誰も引き […] 1234次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ