ピースサイト 2015年ピースサイト関連企画 2015/06/20 戦後70年 ながさき 赤とんぼの海へ 波に散った若者たち 6(完) 鎮魂の海に平和祈る 永遠の課題かみしめて 「背を丸め深く倒せし操縦桿千万無量の思い今絶つ」。宮古島にある第3次龍虎隊(赤とんぼ特攻隊)の慰霊碑に刻まれた碑文は、建立者、故笹井敬三の自作の歌だ。 敬三自身、第4次龍虎隊員として1945年8月15日の出撃が決まってい […] 2015/06/19 戦後70年 ながさき 赤とんぼの海へ 波に散った若者たち 5 特攻の真実 胸に秘め 戦友らを思い慰霊碑建立 5月29日、沖縄県・宮古島にある第3次龍虎隊(赤とんぼ特攻隊)の慰霊碑前で、有志らによって慰霊祭が営まれた。 参列した笹井良子(59)=滋賀県甲賀市=は、慰霊碑の建立者、笹井敬三の長女。元龍虎隊員だった敬三は、2004年 […] 2015/06/18 戦後70年 ながさき 赤とんぼの海へ 波に散った若者たち 4 同期は次々に戦死して 19歳「次は自分」と覚悟 神風特別攻撃隊龍虎隊(赤とんぼ特攻隊)の第1次(1945年5月)第2次(同年6月)それぞれ8機は、天候不良でほとんどが与那国島に不時着して大破。攻撃は中止された。 「次に出撃する第3次の指揮官は沖縄に11カ月勤務していた […] 2015/06/17 戦後70年 ながさき 赤とんぼの海へ 波に散った若者たち 3 「少女の記憶」胸に合掌 焼却された 憧れの文明 作家のレイコ・クルック(80)=仏パリ在住=は10歳のとき、生まれ故郷の諫早市小野島町で終戦を迎えた。戦時中、近所に国立の民間パイロット養成施設「長崎地方航空機乗員養成所」があった。全国から集まった10代の若者らが、複葉 […] 2015/06/16 戦後70年 ながさき 赤とんぼの海へ 波に散った若者たち 1 布張りの特攻機 米艦撃沈 唯一の戦果 太平洋戦争中、練習機として使用された複葉の飛行機があった。プロペラなど一部が木製で、上下の羽は布張り。機体がオレンジ色に塗られていたことから「赤とんぼ」の愛称で呼ばれた。戦争末期には実用機が不足し、「赤とんぼ」の特攻隊「 […] 2015/06/16 戦後70年 ながさき 赤とんぼの海へ 波に散った若者たち 2 「誠心整備」届いた遺書 激戦の海 今は楽園 直木賞作家の古川薫(90)は戦時中、日立航空機羽田工場で練習機「赤とんぼ」の修理に携わった。1944年秋、最後に修理した1機の操縦席の機器の傍らに「武運長久ヲ祈リツツ本機ヲ誠心整備ス」という言葉を、氏名と工場名を添えて刻 […] 2015/06/12 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第5部「1945年の日記」 5(完) 街並み撮影 復興を実感 戦後、長崎市職員として歩み始めた川口和男(86)=長崎市銭座町=は、廃虚からの再スタートに期待を込め、仕事の合間などにカメラで街中を撮って回った。ただ、フィルムは簡単には手に入らない時代。「無駄にしないように構図を決め、 […] 2015/06/11 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第5部「1945年の日記」 4 まさかの敗戦に虚脱感 「敗戦後の日本は虚脱感が漂っていた」-。満州事変、日中戦争、太平洋戦争と突き進んだ日本。「お国のため」「戦争に勝つため」。国民はそう思って我慢してきた。それがまさかの敗戦。しかも広島、長崎には原爆が投下され、壊滅的被害を […] 2015/06/10 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第5部「1945年の日記」 3 9日夜を手帳に描写 1945年8月9日午前11時2分。青白い閃光(せんこう)と、ものすごい音。16歳の川口和男(86)=長崎市銭座町=は、学徒動員先の川南造船所(当時の西彼香焼村、爆心地から8キロ)で、遠くに立ち上る灰色のきのこ雲を見た。 […] 2015/06/09 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第5部「1945年の日記」 2 グラマンの攻撃を目撃 川口和男(86)=長崎市銭座町=の父は1944年12月に病死。45年は母、きょうだい4人と一緒に御船蔵町に暮らしていた。 食糧難で、食べ物は乾パンか蒸したイモ、カボチャ。白米は祝い事の日だけ。母シメは、自分の分を減らして […] 前のページへ<7891011次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ