ピースサイト 2015年ピースサイト関連企画 2015/08/04 夏の思い 被爆者アンケートから 1 石原公明さん(86)=西海市西彼町下岳郷= 爆心地から1.1キロの長崎市茂里町で被爆 「核の傘」心情に反する 「核兵器廃絶は可能だと思いますか」。長崎新聞が実施した被爆者アンケートの質問に対し、こう答えた。「いいえ」。理由は「世界中で核廃絶の問題が依然として変わってないから」。 核兵器削減、廃絶がなかなか進まない。この状況に、じ […] 2015/08/03 被爆70年の基点 ナガサキの課題 7(完) 原爆症認定 司法判断に国応えず 「医師も原爆のせいだと言っている」。原爆症認定を国に求め、長崎地裁で係争中の被爆者、山下トキ子さん(77)=長崎市小菅町=は眉をひそめる。原爆症の積極認定の対象、慢性肝炎を長年患う。肝機能改善のための注射は週1本から2本 […] 2015/08/03 戦後70年・被爆70年 表現者たちは 継ぐ 2 長崎の文学 私設図書館を運営・松原一成さん 遠藤周作「女の一生 二部・サチ子の場合」 長崎市銅座町で私設図書館を運営する松原一成さん(64)の読み継ぎたい1冊は、遠藤周作の小説「女の一生 二部・サチ子の場合」(1982年)。「長崎というまちの宿命を描いた、長崎の人の必読書」と語る。 同作は、第2次世界大戦 […] 2015/08/02 被爆70年の基点 ナガサキの課題 6 被爆遺構 問われる根本的意義 2013年に国の登録記念物になった「長崎原爆遺跡」(旧城山国民学校校舎、浦上天主堂旧鐘楼、旧長崎医科大学門柱、山王神社二の鳥居の4件)の国史跡指定を目指し、長崎市が設置した調査検討委の会合。文化庁の担当者が苦々しい表情で […] 2015/08/02 出会いこそ生きる証 瀬戸内寂聴展 5(完) 木彫りの仏像 無心で己と向き合う 目を閉じて、ほほ笑みをたたえる「お地蔵さま」と「観音さま」。高さ約20センチの小さな仏像は、流れるような木目の曲線が美しい。瀬戸内寂聴さん自ら作った木彫りの仏像は、手びねりの土仏約80点とともに本展で人気を集める。 寂聴 […] 2015/08/01 被爆70年の基点 ナガサキの課題 5 被爆地域拡大 市と県 連携ちぐはぐ 長崎市は7月、「被爆地域の拡大是正」について14年ぶりに国への要望活動を再開した。爆心地から半径12キロ圏内にある被爆地域外で原爆に遭い、被爆者と認められない「被爆体験者」。その高齢化が進む中、被爆70年の節目に救済の観 […] 2015/08/01 出会いこそ生きる証 瀬戸内寂聴展 4 「奇縁まんだら」 横尾忠則さん挿絵 デフォルメに楽しさ 交友のあった作家や芸術家、政治家などの思い出を軽妙につづったエッセー「奇縁まんだら」。2007年から約4年間、日本経済新聞で連載され、瀬戸内寂聴さんの傑作の一つといわれる。 「まんだら」とは、寂聴さんの周りを“仏さま”に […] 2015/07/31 被爆70年の基点 ナガサキの課題 4 無縁遺骨 遺族捜し 年々困難に 長崎市大宮町の西川美代子さん(78)は毎年夏、自治会の掲示板に張られる名簿に目を凝らす。原爆で犠牲になり、氏名は判明しているが引き取り手がいない「無縁遺骨」の名簿だ。 兄の谷崎昭治さん=当時(13)=が原爆の犠牲になった […] 2015/07/31 出会いこそ生きる証 瀬戸内寂聴展 3 石踊達哉の装丁原画 “平成の源氏”絢爛に 平安中期、紫式部が書いた長編小説「源氏物語」。主人公の光源氏をめぐる栄枯盛衰は、作家として円熟期を迎えた瀬戸内寂聴さんの心をとらえた。「古典文学に隠された仏教の影に気付いた。女性たちへの光の当て方を考え直す必要がある」 […] 2015/07/30 被爆70年の基点 ナガサキの課題 3 核政策 抑止依存 転換訴えよ 4月、在日ロシア大使館から長崎市に1通の文書が届いた。「根拠のない言い掛かりである」 ロシア軍が核兵器先制使用を想定し3月に実施した軍事演習に対し、市が送った「被爆者の取り組みを愚弄(ぐろう)するもの」という抗議文への返 […] 前のページへ<34567次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ