ピースサイト 2015年ピースサイト関連企画 2015/08/15 戦後70年 ながさき 戦争の残照旧日本兵の証言 元陸軍飛行隊少尉 出口清さん(93)=長崎市 下 特攻目撃し むなしさ 1945(昭和20)年4月、米軍は沖縄本島に上陸し、地上戦を開始した。陸軍飛行第10戦隊の偵察将校、23歳の出口清は、米軍の占領状況や艦隊の規模を探るため、沖縄に飛んだ。高度1万1千メートルから写真を撮り、台北に帰投する […] 2015/08/14 戦後70年 ながさき 戦争の残照旧日本兵の証言 元陸軍飛行隊少尉 出口清さん(93)=長崎市 中 日々危険な敵地偵察 「この時代に生まれた喜びを感じています」 1942(昭和17)年8月、長崎市の旧三組川内郷(現在の三川町)の薬師如来堂前、20歳の出口清は、近所の人々を前に健闘を誓った。いよいよ出発の日だ。 住民全員で道ノ尾駅まで出征者 […] 2015/08/13 戦後70年 ながさき 戦争の残照旧日本兵の証言 元陸軍飛行隊少尉 出口清さん(93)=長崎市 上 召集で「やっと一人前」 1941(昭和16)年12月8日。当時20歳の出口清(93)=長崎市三川町=は、三菱重工長崎造船所の立神工場でいつものように図面を引いていた。社内放送が入り、全員が手を休め、耳をすませた。日本軍が真珠湾攻撃で戦果を挙げ、 […] 2015/08/12 戦後70年・被爆70年 表現者たちは 継ぐ 5 長崎の短歌 コスモス短歌会 久保美洋子さん 記憶なき「あの日」負う 短歌結社「コスモス短歌会」の久保美洋子さん(71)=長崎市八幡町=が、母の背で原爆の閃光(せんこう)を浴びたのは1歳2カ月の夏。「記憶なき被爆」への思いを31文字に重ねてきた。 「爆心地から6キロ東の現川(現長崎市現川町 […] 2015/08/10 戦後70年・被爆70年 表現者たちは 継ぐ 4 長崎の演劇 劇団「TABIHAKU」代表 つだけいこさん 「チンチン電車の詩」など 「私を最後の被爆者にしたい」-。そう語るのは、長崎市の劇団「劇団TABIHAKU」代表を務めるつだけいこさん(69)=長崎市白木町=。40年近く、反戦平和をテーマにした物語を長崎で紡ぎ続けている。 つださんの母親は194 […] 2015/08/08 夏の思い 被爆者アンケートから 5 長崎市四杖町の80代女性 多様な生き方 非戦で一致 「人、ものの大切さ伝えたい」 被爆70年に向けて長崎新聞社が実施した被爆者アンケート。本紙1月1日付、同9日付、同20日付(被爆2~4世アンケートは2月8日付)で特集し、今回の連載企画も含め、多面的な被爆者像を明らかにした。 「核兵器廃絶は可能だと思 […] 2015/08/07 戦後70年・被爆70年 表現者たちは 継ぐ 3 長崎大名誉教授 井川惺亮さん 現代美術グループ「リングアート」 この夏、平和をテーマにした数多くの美術展覧会が、被爆地長崎で開かれている。中でも、長崎市内の6会場を舞台に多彩な企画を展開しているのが、同市の現代美術グループ「リングアート」の「被爆70年を考える現代美術展2015」。運 […] 2015/08/07 夏の思い 被爆者アンケートから 4 入井芳樹さん(85)=新上五島町若松郷= 救護被爆 平和をあきらめないで 新上五島町の県被爆者手帳友の会若松支部長として、近くの被爆者宅を車で一軒一軒訪ね、会報を配達している。高齢化が進み、地域の被爆者も65人のうち5、6月だけで4人亡くなった。私もがんの切除など手術の末、74キロあった体重が […] 2015/08/06 夏の思い 被爆者アンケートから 3 諸藤直彦さん(82)=西彼時津町野田郷= 爆心地から6.5キロの時津村浦郷で被爆 歴史ではなく体験話す 当時は、時津国民学校の高等科1年で12歳。8月9日は夏休み中の登校日。同学年の男子のほとんどが、校舎裏の崖の上の畑で草取りをしていた。 「警報が解除になったのに爆音のするですなあ」。作業監督の先生が私のそばの先生に話しか […] 2015/08/05 夏の思い 被爆者アンケートから 2 荒木孝行さん(88)=雲仙市国見町= 長崎市の大波止付近で被爆 遺伝的影響 研究深めて 長崎新聞社の被爆者アンケートで、不安に思うこととして次世代への影響を挙げた。「被爆2世や3世の(放射線の影響)研究を深めてほしい」 今のところ、4人のわが子、孫やひ孫は元気に過ごしているが、「何か影響が出てくるかも」と、 […] 前のページへ<23456次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ