ピースサイト 2015年ピースサイト関連企画 2015/06/08 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第5部「1945年の日記」 1 命と生活 語る手帳 3月27日 10時半頃空襲警報ありトンネルに入った。正午解除あり又作業に励む。 29日 起床7時。休暇だが敵艦戦機が空襲してきて危なかった。 小さな黒い手帳(縦11センチ、横7センチ)にびっしり記された1945(昭和20 […] 2015/05/23 核超大国で伝える NPT・訪米報告 5(完) 模索 「負けたらいけない」 原爆投下による惨状を鮮明に覚えている被爆者の訪米は高齢化で難しくなっている。このため、核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせて米ニューヨークで展開された証言活動には、被爆時の記憶が乏しい若年被爆者や、記憶がない胎内被 […] 2015/05/22 核超大国で伝える NPT・訪米報告 4 懸念 「科学の勝利」に反論 4月23日、米国が原爆を開発した「マンハッタン計画」の研究施設があるニューメキシコ州を、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)の訪問団が訪れた。本県から参加した被爆者の川副忠子さん(71)によると、核をテーマにした国立博物館は […] 2015/05/21 核超大国で伝える NPT・訪米報告 3 情勢 ジレンマ抱える被爆国 核拡散防止条約(NPT)再検討会議初日の4月27日、国連本部の大会議場。岸田文雄外相が一般討論で演説した。 「広島出身の外相として『核兵器のない世界』に向けた取り組みを前進させる」。そう決意を示す一方、「核軍縮・不拡散の […] 2015/05/20 核超大国で伝える NPT・訪米報告 2 落差 報じられない大行進 米ニューヨークの摩天楼の一角が、にぎやかな雰囲気に包まれた。 「ノーモアナガサキ、ノーモアウォー」 5年に1度の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の開幕を翌日に控えた4月26日、恒例の平和大行進。約6千人がカラフルな横断 […] 2015/05/19 核超大国で伝える NPT・訪米報告 1 実態 「原爆 知らないのはなぜ」 投下国で現れる「壁」 4月28日、米ニューヨークのホテルの一室。長崎原爆被災者協議会会長の谷口稜曄(すみてる)さん(86)は、少年とその母親に向き合っていた。 「どれくらい熱かったの、痛かったの」-。小学4年のローレンツ・ルイス君(9)の質問 […] 2015/04/23 未来へ向けて NPT再検討会議を前に 下 長崎原爆被災者協議会長 谷口稜曄さん(86) 希望胸に「力振り絞る」 「2015・4・23~5・1ニューヨーク(国連)」。手帳に挟んでいる1枚のメモ用紙。1961年から、治療を受けたり被爆体験を語ったりするため海外渡航した際の期間と国名を一覧にしている。今回で24回目になる。 メモを眺めな […] 2015/04/22 未来へ向けて NPT再検討会議を前に 中 核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員長 朝長万左男さん(71) 世界を後戻りさせない 非人道性に着目して核兵器の禁止を目指す近年の国際的潮流に大きな期待を寄せる。「もう世界を後戻りさせない」。そんな思いで渡米する。 原爆投下時は2歳。爆心地から2・7キロの自宅にいた。半壊したが無傷だった。「家の下敷きにな […] 2015/04/21 未来へ向けて NPT再検討会議を前に 上 被爆者歌う会「ひまわり」会長 平原ヨシ子さん(86) 投下国で「心に訴える」 声の張りは衰えるばかりで、歌詞を度忘れすることも多くなった。でも、強く意識していることがある。「聴く人の心に訴える」 70年前の8月9日。長崎市本石灰町(爆心地から3・6キロ)の路上で被爆。腕をけがしたが、高島の自宅に何 […] 2015/04/04 原爆をどう伝えたか 長崎新聞の平和報道 第4部「熱」 8(完) 存在 「目隠し」は外された 「惨めなこの姿を見てください。私が多くを語らなくとも、原爆の恐ろしさは分かっていただけるものと思います」-。若い女性の声が会場に響いた。母親らに抱かれ、舞台に上がった長崎原爆青年乙女の会の渡辺千恵子だった。 1956(昭 […] 前のページへ<89101112次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ