ピースサイト 2014年ピースサイト関連企画 2014/08/01 原爆をどう伝えたか 長崎新聞の平和報道 第1部「第一報」 1 軍発表のまま「被害僅少」 社屋焼失、印刷委託し発行 長崎新聞は1945年8月10日付の紙面で「長崎市に新型爆弾 被害は僅少の見込み」との見出しで、「西部軍管区司令部発表(昭和二十年八月九日十四時四十五分)一、八月九日午前十一時頃敵大型二機は長崎市に侵入し新型爆弾らしき物を […] 2014/07/30 この場所で… 刻まれた原爆の記憶 5(完) 電鉄原爆殉難者の碑 (平野町) 和田耕一さん(87) =長崎市江里町= 地下に座っていた少女 長崎市平野町にある長崎電気軌道の電鉄原爆殉難者の碑。運転士や車掌として勤務して爆死した110余人を追悼している。ここに立つとあの日の身震いするほどの恐ろしさと、犠牲になった同僚たちのことを思い出す。 学徒動員で、市内を走 […] 2014/07/29 この場所で… 刻まれた原爆の記憶 4 命拾いした「技術ビル」(文教町) 早崎猪之助さん(83) =長崎市立岩町= 「地球が爆発したんだ」 長崎市文教町の市立西浦上中。クラブ活動に汗を流す生徒の元気な掛け声が聞こえてくる。あの日とはあまりにも対照的な、平和な日常。 原爆と聞くと、地獄と化した防空壕(ごう)の情景が脳裏に必ずよみがえる。18歳だった。長崎師範学 […] 2014/07/26 この場所で… 刻まれた原爆の記憶 3 この世の終わり 悟った防空壕(文教町) 築城昭平さん(87) =長崎市ダイヤランド2丁目= 真っ赤な幽霊のような姿 長崎市文教町の市立西浦上中。クラブ活動に汗を流す生徒の元気な掛け声が聞こえてくる。あの日とはあまりにも対照的な、平和な日常。 原爆と聞くと、地獄と化した防空壕(ごう)の情景が脳裏に必ずよみがえる。18歳だった。長崎師範学 […] 2014/07/25 この場所で… 刻まれた原爆の記憶 2 焼け野原を見渡した大橋付近(三芳町) 松尾幸子さん(80)(旧姓西尾)=長崎市本原町= 異様な静けさ 黙り込む 川のせせらぎに、行き交う車と電車の走る音が重なる。長崎市の浦上川に架かる大橋付近はにぎやか。JR長崎線の高架下(爆心地から約600メートル)に立ち、大橋町の自宅があった方向を見つめる。原爆投下翌日に訪れたとき、何の音もせ […] 2014/07/24 この場所で… 刻まれた原爆の記憶 1 弟をみとった防空壕付近(銭座町) 永野悦子さん(85)(旧姓金澤)=長崎市扇町= 募る後悔「私が死ねば」 長崎市立銭座小に程近い住宅地。ここにはかつて防空壕(ごう)があり、その中でわずか9歳の弟清二をみとった。 「トンボ捕りに行く」。あの日、弟は母シナにそう言って駆けていったまま、行方が分からなくなった。翌日、近くの防空壕に […] 2014/05/11 長大レクナ NPT 第3回準備委報告 7 原子力の平和利用 「脱退後」の責任で論議 5日の議事は、原子力の平和利用だった。先進工業諸国は、自国の原子力産業の実績や技術力、福島第1原発事故以降の安全性向上、そして開発途上国に対して原子力分野で積極的に協力する姿勢を誇示し、NPT準備委の場を借りた原子力技術 […] 2014/05/10 長大レクナ NPT 第3回準備委報告 8(完) 勧告「作業文書」 「核」禁止議論に手掛かり 準備委員会は9日、最終日となった。既に「勧告案」をめぐる攻防に基本的な決着がついているためか、開始前の議場は緊張感があまり感じられなかった。 採択されず議長名の文書となった2015年NPT再検討会議に向けた勧告「作業文書 […] 2014/05/05 長大レクナ NPT 第3回準備委報告 6 核爆発のリスク 廃絶へ市民の認識 重要 2日、会議場は空席が目立ち、雰囲気は低調。核兵器国は初日から自国の核軍縮の成果や核政策の正当性を訴えるだけで、核廃絶に向けた具体的議論を避け続けている。非核保有国も批判はするが、正面きっての議論をする国は少ない。例外的に […] 2014/05/04 長大レクナ NPT 第3回準備委報告 5 どうなる中東会議 重大問題、好転の兆しも 1日午後は、重大問題の中東会議実現が議題だった。中東は、核兵器開発疑惑があるイランと、事実上の核保有国でNPT非加盟のイスラエルを抱える。背後には長い歴史をもつパレスチナ問題が存在。2011年から中東各地に波及した民主化 […] 前のページへ<12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ