ピースサイト 2013年ピースサイト関連企画 2013/07/09 ノーモア 山口仙二さんが遺したもの 上 被爆者 “いなくなる時代”予感 最後の世代 継承どう担う 「あなたの存在は被爆者運動にとっての象徴だった」-。長崎の被爆者、山口仙二さん(82)=6日死去=の葬儀は8日、雲仙市小浜町で執り行われ、約110人が参列。若き日の遺影に向かい、共に活動した長崎原爆被災者協議会(長崎被災 […] 2013/06/25 伝える被爆遺構 国登録記念物へ 4(完) 旧長崎医科大学門柱 変わらぬ姿で核を警告 一対の門柱(爆心地から約700メートル)。片方は「長崎醫科大學」と記され、原爆の爆風で傾いたまま。もう片方は「長崎醫科大學附屬藥學専門部」と刻まれている。 「毎日、通っていた」-。重厚な門柱を見つめ、旧長崎大原爆後障害医 […] 2013/06/24 伝える被爆遺構 国登録記念物へ 3 浦上天主堂旧鐘楼 平和求める信者の象徴 明治に入り、禁教令を解かれた浦上のカトリック信者。神への賛美を高らかに唱えることのできる大聖堂の建設は悲願だった。 浦上天主堂のすぐ裏手で生まれ育ち、今も暮らす信者の深堀繁美さん(82)は父の故・繁松さんから建設時の様子 […] 2013/06/23 伝える被爆遺構 国登録記念物へ 2 山王神社二の鳥居 1本柱で残虐さ告発 長崎市坂本2丁目の山王神社宮司、舩本勝之助さん(71)は3歳の時、神社近くの防空壕(ごう)で被爆した。爆心地から約700メートル。一緒にいた母は終生、被爆の惨状について「忘れた」としか言わなかった。「生涯語らなかったこと […] 2013/06/22 伝える被爆遺構 国登録記念物へ 1 旧城山国民学校校舎 解体免れ平和願う場に 爆心地から500メートル。68年前の惨禍の事実が刻まれた旧城山国民学校(現・長崎市立城山小)の3階建て校舎。内部の階段のコンクリート壁には、「木れんが」と呼ばれる焼け焦げた木板が埋め込まれている。 原爆投下当時の在校生で […] 2013/03/23 ナガサキの被爆者たち 谷口稜曄の生き方 7(完) 決意 闘う「生きてる限り」 核廃絶と国家補償 訴え 今年1月、長崎被災協会長の谷口稜曄(すみてる)(84)は寒風にさらされながら、JR長崎駅前の街頭に立っていた。被爆者援護法の改正を求める署名活動。被爆70年を迎える2015年の法改正を目指す被団協の運動の一環。法改正を求 […] 2013/03/22 ナガサキの被爆者たち 谷口稜曄の生き方 6 宿命 かたくなに反核求め 実験に抗議の座り込み 17日、長崎市の平和公園。米国の核性能実験に対し市民ら約40人が抗議の座り込みを続けていた。谷口稜曄(すみてる)(84)が代表を務める「核実験に抗議する長崎市民の会」が呼び掛けた。 午前11時2分、黙とうをささげる。谷口 […] 2013/03/21 ナガサキの被爆者たち 谷口稜曄の生き方 5 家族 「生きてきたからこそ」 苦しみや不安を超えて 昨年10月、長崎港を見下ろす神社の境内。谷口稜曄(すみてる)(84)は祭りの準備に追われていた。自宅近くにある烏岩神社の秋の大祭「平戸小屋くんち」。谷口は総代代表と地元の自治会長を長年務めている。傍らには妻栄子(82)の […] 2013/03/20 ナガサキの被爆者たち 谷口稜曄の生き方 4 訴え 「核なき世界」実現へ 目そらさず見てほしい 谷口稜曄(すみてる)(84)は1枚の小さなメモ紙を取り出した。そこには海外への渡航歴がびっしりと記されていた。その数23回。1961年に治療目的で旧東ドイツを訪れて以降、半世紀にわたり、世界で核兵器廃絶を訴え続けてきた。 […] 2013/03/19 ナガサキの被爆者たち 谷口稜曄の生き方 3 生還 「きょうも生きてる」 海軍病院に3年4カ月入院 長崎被災協にある3畳ほどの小部屋。会長の谷口稜曄(すみてる)(84)は帳簿を付けていた手を休め、たばこに火を付けた。 「初めてたばこを吸ったのは19歳のとき。病室の男性にねだって。ふかすだけ。高熱が続いていたが不思議なこ […] 前のページへ<12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ