ピースサイト 2013年ピースサイト関連企画 2013/08/07 響け 平和の調べ オペラ「いのち」長崎から 上 指揮者 星出豊さん 戦争は最悪 永遠に残す 県オペラ協会などが平和と命の尊さをテーマに長崎で初演するオペラ「いのち」には被爆者や被爆2、3世も出演する。「原爆の恐ろしさを、私たちが後世に継承しなければ」。幅広い年代の出演者が、情熱を傾けて稽古に打ち込んでいる。 「 […] 2013/08/07 ナガサキの被爆者たち 下平作江の生き方 4 支え 夫と二人三脚 語り部 「家庭」心底の幸せ 「ここまで活動を続けてこられたのは主人のおかげ」。被爆体験の語り部、下平作江(78)は長崎市内の自宅で、夫の隆敏=昨年3月に83歳で死去=の遺影を見つめた。 隆敏とは幼少期からの顔なじみだった。戦時中に身を寄せた滝川家の […] 2013/08/06 ナガサキの被爆者たち 下平作江の生き方 3 発信 運動先駆者“父”が模範 35年前、語り部に 母も赤く燃えた。 姉も赤く燃えた。 そして、わずかな骨になった- 被爆医師の永井隆が1949年に出版した山里小の児童たちの手記「原子雲の下に生きて」。6年の1学期から同校に移った下平作江(78)も、爆心地から800メート […] 2013/08/05 ナガサキの被爆者たち 下平作江の生き方 2 困窮 「死ぬ勇気」選んだ妹 何もしてやれず 長崎原爆遺族会顧問の下平作江(78)は現在、修学旅行生や地元の小中学生らに年間350回ほど被爆の状況を伝えている。感情を押し殺すように比較的穏やかに話を進めるが、決まって一呼吸置く場面がある。 「残念ながら、妹は死ぬ勇気 […] 2013/08/04 ナガサキの被爆者たち 下平作江の生き方 1 壮絶 防空壕 一瞬で地獄に “兄”助言 生死分ける 「あいつがやれば僕もやる みてろ今度の激戦に-」。昼下がり、お年寄りが集うカラオケ喫茶。上ずった声が幾重にもこだまする。 被爆者の下平作江(78)=長崎市油木町=は月に数回、自宅近くのこの店に友人と来る。藤山一郎の「長崎 […] 2013/08/02 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第2部「被爆者のカメラ」 5(完) 良妻賢母と竹馬の友 「来世でも一緒に撮りたか」 「自分にはもったいないくらい、いい妻だった」 被爆から10年が経過した1955年11月3日、27歳だった吉川勝己(84)=長崎市大浜町=は入院時に知り合った看護婦のトク子と結婚。3日間、親戚や会社の同僚を実家に招き、式を […] 2013/08/01 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第2部「被爆者のカメラ」 4 街の復興うれしかった 友人と活気ある端島へ 写真のアルバムは50冊以上。「戦後、気軽に写真を撮りに何時間も歩き回った。カメラを手に、平和と自由を強く実感した」。吉川勝己(84)はそう語る。 路面電車の写真は1954年9月12日、現在の諏訪神社前電停付近を同神社の第 […] 2013/07/31 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第2部「被爆者のカメラ」 3 進駐軍の「使役」に従事 けがで入院 撮影始める 終戦直後、吉川勝己(84)=長崎市大浜町=は父庄八と長崎に残り、米兵が襲ってくることに備えて、母やきょうだいたちを父の実家の南高多比良町(現雲仙市)に疎開させた。 吉川は、新型爆弾のことは極力考えないようにした。死んだ弟 […] 2013/07/30 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第2部「被爆者のカメラ」 2 忘れられぬ地獄の光景 弟の遺影 画家が描く 生きているのに目玉がない。そこからうじ虫が出たり入ったりしている。死んだ母親と、へその緒でつながったまま息絶えた赤ちゃん。爆心地周辺の信じ難い情景。「忘れろと言われても絶対に忘れられない。この世の地獄だった」 吉川勝己( […] 2013/07/29 被爆70年へ 長崎の記憶 写真が語る戦前~戦後 第2部「被爆者のカメラ」 1 原爆から7年目の進水式 撮影 誇らしく タンカーの進水式を撮影した1枚のモノクロ写真。長崎市大浜町の吉川勝己(84)は、いとおしそうに見つめ、こう言った。「私が撮ったんです」 進水式は1952年9月6日、同市立神町の三菱重工長崎造船所の船台であった。同造船所総 […] 前のページへ<12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ