ピースサイト 2013年ピースサイト関連企画 2013/08/17 戦闘機パイロット 終戦68年目の証言 5(完) 敗戦 人命軽視の軍に憤り 「戦争やってはいけない」 1945年8月13日。紫電改を操縦する本田稔(90)は豊後水道上空で敵1機を発見し背後についた。若いパイロットで余裕がないのか、振り向きもしない。「早く気付いて逃げろ」「逃がすわけにはいかない」-。複雑な思いが交錯する中 […] 2013/08/16 戦闘機パイロット 終戦68年目の証言 4 二つの原爆 B29に体当たり覚悟 「出撃命令さえあれば…」 1945年8月6日午前7時半ごろ。本田稔(90)は、兵庫県姫路市の川西航空機(当時)の工場で補充機として受け取った戦闘機「紫電改」に乗り込み、大村市の第343海軍航空隊に向けて飛び立った。 高度5千メートル。広島城と広島 […] 2013/08/15 戦闘機パイロット 終戦68年目の証言 3 本土防衛 最新鋭 紫電改で抗戦 “多勢に無勢” 部隊消耗 1944年後半、米軍は西太平洋の「マリアナ沖海戦」で日本海軍に圧勝し、サイパン島、テニアン島などを相次ぎ占領。後に日本の本土空襲を激化させ、原爆も投下した爆撃機B29の出撃拠点を確保した。追い込まれていた日本軍はその後、 […] 2013/08/15 語り継ぐ記憶 =終戦から59年= 下 出征体験を講話 宮木利男さん(78) =西彼外海町= 「私がいたフィリピンのネグロス島からは、三百機の飛行機が出撃しましたが、とうとう帰ってきませんでした」 「最後にはアメリカ軍に山の方へ追い詰められ、仲間は飢え死にしたり、マラリアなどの病気で死んでいきました」 長崎原爆の […] 2013/08/14 戦闘機パイロット 終戦68年目の証言 2 ガダルカナル島の戦い 奪還へ厳しい消耗戦 零戦の退潮 追い打ち ガダルカナル島奪還のため、日本軍の航空隊は約千キロ離れたニューブリテン島・ラバウルから連日出撃した。本田稔(90)は1942年10月から参戦、零戦で爆撃機などを援護した。 20~30機で3時間半かけガダルカナルへ。空中戦 […] 2013/08/14 語り継ぐ記憶 =終戦から58年= 中 引き揚げ体験 五島慶子さん(62) =長崎市= 夫にさえ何十年と話せなかった。同じ体験を持つ兄とも、当時を語り合うことはない。 旧満州奉天(現中国瀋陽市)で終戦を迎えた五島慶子さん(62)=長崎市西山台一丁目=が、引き揚げの体験を初めて人前で語ったのは、この四月のこと […] 2013/08/13 戦闘機パイロット 終戦68年目の証言 1 太平洋戦争勃発 緒戦は零戦が圧倒 「早く行かないと終わる」 1945年8月15日正午、大村海軍航空基地(現・大村市富の原周辺)。本土防衛の精鋭部隊「第343海軍航空隊」の指揮所では、昭和天皇が終戦を告げる玉音放送が流れていた。 当時22歳で戦闘機パイロットだった元少尉、本田稔(9 […] 2013/08/13 語り継ぐ記憶 =終戦から57年= 上 消えゆく慰霊祭 旧海軍特四式襲撃隊員 中嶋政則さん(80) =佐世保市= 「終戦の日」が近づいてきた。戦争体験者の高齢化は進み、活動が途絶えつつある戦友会や遺族会も少なくない。戦争を語り継ぐのは、もはや、体験者一人ひとりとも言える。戦後五十七年。米国はテロへの「報復」を大義に軍事行動を展開し、 […] 2013/08/08 ナガサキの被爆者たち 下平作江の生き方 5(完) 意欲 「老い」渦中も衰えず 改憲の兆しに危機感 眼科医から緑内障と診断され2年。視力は0・7に衰え、失明の恐怖さえ頭をよぎる。抜本的な治療法はないと言われ、目薬と眼鏡が手放せない。「もう年よ」。下平作江(78)は深いため息をつく。 診断とほぼ同じころ、夫、隆敏の看病中 […] 2013/08/08 響け 平和の調べ オペラ「いのち」長崎から 下 出演者 野田晃子さん、富永宏美さん、富永早耶香さん 世代超え 後世に伝える 県オペラ協会などが平和と命の尊さをテーマに長崎で初演するオペラ「いのち」には被爆者や被爆2、3世も出演する。「原爆の恐ろしさを、私たちが後世に継承しなければ」。幅広い年代の出演者が、情熱を傾けて稽古に打ち込んでいる。 「 […] 12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ