ピースサイト 2012年ピースサイト関連企画 2012/03/11 東日本大震災から1年 低線量被ばく 長崎大と福島 8(完) インタビュー 福島県立医科大理事長兼学長菊地 臣一氏(65) 健康への不安収まらず 原発事故の矮小化を懸念 福島第1原発事故を受け、全県民約200万人の健康調査の拠点を担う福島県立医科大。世界でも前例のない大規模な調査にどう取り組み、低線量被ばくに対する住民の健康不安にいかに応えるのか。企画を締めくくるに当たり、被爆地長崎との […] 2012/03/10 東日本大震災から1年 低線量被ばく 長崎大と福島 7 防護 可能な範囲でより低く 放射線教育の不備指摘 日本の放射線量の規制値は、国際放射線防護委員会(ICRP)の基準を採用。一般人で通常、自然放射線などを除き年間1ミリシーベルトだが、原発事故後、国は福島県の学校などの屋外活動を制限する線量を年間20ミリシーベルト以上と設 […] 2012/03/09 東日本大震災から1年 低線量被ばく 長崎大と福島 6 仮説 がん発症 定説に疑問 国家レベルの研究必要 放射線被ばくなどの影響で遺伝子に異常が起きた細胞が増殖を繰り返してがんになる-。これまで定説とされてきた発がんのメカニズムに長崎大大学院医歯薬学総合研究科付属原爆後障害医療研究施設(原研)准教授の鈴木啓司(51)が疑問を […] 2012/03/08 東日本大震災から1年 低線量被ばく 長崎大と福島 5 DNAの傷 高線量と違い随時修復 発がんメカニズムに新説 「これが実際の画像です」。長崎大大学院医歯薬学総合研究科付属原爆後障害医療研究施設(原研)の准教授、鈴木啓司(51)が示したスライドには、250ミリシーベルトの放射線(ガンマ線)をあてる前と、あててから1時間後、6時間後 […] 2012/03/07 東日本大震災から1年 低線量被ばく 長崎大と福島 4 細胞 DNA損傷は線量に比例 年齢かかわらず 100ミリシーベルト以下も 長崎、広島の原爆被爆者を対象にした疫学調査で、放射線による健康影響の有無の判断が難しいとされる100ミリシーベルト以下のグレーゾーン。長崎大大学院医歯薬学総合研究科付属原爆後障害医療研究施設(原研)では、実際の細胞に放射 […] 2012/03/06 東日本大震災から1年 低線量被ばく 長崎大と福島 3 自然放射線 謎の領域 インドで迫る 住み続ける歴史に着目 2007年11月、インド南部タミルナドゥー州の海辺。「なんだこの数値は」。長崎大先導生命科学研究支援センター教授の松田尚樹(55)=放射線生物・防護学分野=は、線量計の表示に驚いた。年間線量162・7ミリシーベルト-。 […] 2012/03/05 東日本大震災から1年 低線量被ばく 長崎大と福島 2 小児甲状腺がん 発生率推移を長い目で チェルノブイリ事故教訓に 放射性物質が大量放出された福島の原発事故では、例えばどんな健康被害が想定されるのか。国際評価尺度(INES)で福島と同じ最悪水準「レベル7」なのが1986年発生のチェルノブイリ原発事故。同事故で疫学的に証明されているのは […] 2012/03/04 東日本大震災から1年 低線量被ばく 長崎大と福島 1 健康不安 100ミリシーベルトがキーワード 見解分かれ変わらぬ混迷 2月下旬、民家の窓はカーテンが引かれ、街中に人影はない。雪に覆われた小学校。車が国道を走る音だけが響く。ほぼ全ての村民が避難した計画的避難区域、福島県飯舘村。役場前の線量計は「0・68マイクロシーベルト/時間」と表示して […] 前のページへ<1234 ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ