ピースサイト 2011年ピースサイト関連企画 2011/08/02 被爆66年 表現者たち 伝えたい 戦後に生まれて 中 漫画 マルモトイヅミさん(47) ありのままを作品に 今や世界共通語になっている日本の大衆文化「マンガ」。世代や国を超えて親しまれている漫画で被爆の実相を伝えようと、今年3月、インターネット上に「ニアメモーロ」という名のサイトが開設された。エスペラント語で「私たちの記憶」の […] 2011/08/02 福島へ 被爆地長崎の思い 4 瀬戸際 被ばく者か否か 揺れる 「学校疎開」求める保護者 6月中旬、福島県内の保護者らでつくる市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」代表、中手聖一(50)の携帯電話は、県外への避難を考える保護者からの相談でふさがっていた。 電話を切った中手は、放射能汚染を嘆き「 […] 2011/08/01 被爆66年 表現者たち 伝えたい 戦後に生まれて 上 写真 吉田敬三さん(50) 被爆2世 撮り続け 「原爆の日」を翌月に控えた日曜日。自分と同じ被爆2世の肖像写真を撮り続ける大村出身のフリーカメラマン、吉田敬三(50)=東京都足立区在住=は、熊本県立湧心館高の教室で遺影を抱く1組の親子にレンズを向けていた。「お父さん、 […] 2011/08/01 福島へ 被爆地長崎の思い 3 似た道 放射線の脅威伝えたい 「安全神話」の反省踏まえ 「放射線は自然界にも存在するから大丈夫という主張もあります。しかし浴びないに越したことはありません」。7月4日、長崎原爆被災者協議会(長崎被災協)が福島第1原発事故を機に長崎市で初めて開いた原発学習会。講師の話に耳を傾け […] 2011/07/31 福島へ 被爆地長崎の思い 2 胸の内 脱原発簡単に言えぬ 暮らしとの接点多く 「逃げるなら会津か、仙台か」「体は本当に大丈夫なのか。被爆者なら分かるはず」。福島第1原発事故発生当初、福島県原爆被害者協議会(福島協議会)事務局長の星埜惇(ほしのあつし)(83)の自宅には、近所の主婦らが相次いで駆け付 […] 2011/07/30 未来への1冊 被爆教師のメッセージ 5(完) 八木道子さん(72)=長崎市十人町= 「ピカドンと子どもたち」 平和のバトンつないで 八木さんが、被爆体験講話でよく子どもたちに読み聞かせているのは、1981年刊の長崎の原爆シリーズ「ピカドンと子どもたち」(あらき書店刊)。▽原子雲を見た子供たち▽見えないほうがよかった▽世界でいちばん悲しいクラス▽なぐさ […] 2011/07/30 福島へ 被爆地長崎の思い 1 再び 66年前の悪夢、眼前に 移住先で襲った「核」 東日本大震災から2カ月余りが過ぎた5月15日朝、木幡吉輝(こはたよしてる)(82)は福島県三春町の自宅を出ると、故郷の相馬市に向かった。JRと臨時バスを乗り継いで3時間余り。かつての車道には漁船が横たわり、民家は鉄骨の柱 […] 2011/07/29 未来への1冊 被爆教師のメッセージ 4 城臺美弥子さん(72)=長崎市三川町= 「焼けたロザリオ」 少年を自分に置き換えて 2009年刊の漫画「焼けたロザリオ」(聖母の騎士社刊)は、軍国主義や戦争、原爆が人間性を奪ってしまう怖さを、実在の少年の実体験を基に描いている。原爆投下直後、少年が、しがみついてくる男児を振り払って逃げ去ったり、「原爆病 […] 2011/07/28 未来への1冊 被爆教師のメッセージ 3 大崎靜子さん(71)=西彼時津町野田郷= 「はだしのゲン」 歴史の真実 知ってほしい 大崎さんが薦めるのは1975年刊の漫画「はだしのゲン」(汐文社刊)。広島を舞台に軍国主義や原爆、戦後の暮らしがテーマ。戦時中、戦争に反対する市民は非国民とののしられ、差別を受けたことや、戦争で命を落とすことが「勲章」とさ […] 2011/07/27 未来への1冊 被爆教師のメッセージ 2 中村悦子さん(72)=長崎市梁川町= 「ながさきの子うま」 動物も植物も犠牲に 中村さんは爆心地から約4・1キロの中新町で被爆。7歳だった。自宅の前で遊んでいて、原爆投下直前に落下傘(ラジオゾンデ)を見た。すぐ隣家に駆け込んだ。まぶしい光や爆音の記憶はない。覚えているのは浦上の町が夜通し、赤く燃えて […] 前のページへ<1234次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ