ピースサイト 2010年ピースサイト関連企画 2010/08/01 浦上に生きて 胸に刻む歴史 2 浦上四番崩れ 先祖の「旅」跡たどる 原爆によって浦上の信徒が受けた苦難は「浦上五番崩れ」ともいわれた。 「崩れ」とは、禁教下の江戸時代にあった検挙事件を指す。1790(寛政2)年の一番崩れから、1867(慶応3)年の四番崩れまであった。原爆は殉教者を出した […] 2010/07/31 浦上に生きて 胸に刻む歴史 1 原爆投下 8500人の信徒が犠牲に 1945年8月9日、長崎に原爆が投下されてからもうすぐ65年。爆心地に近いカトリック浦上小教区では当時所属していた信徒約1万2千人のうち約8500人が亡くなったとされ、信仰の拠点である浦上天主堂も倒壊した。キリシタン弾圧 […] 2010/07/31 この空に響け 合唱団「ひまわり」の被爆者たち 下 山田一美さん 紙一重の局面を越えて 山田一美(76)=長崎市旭町=は当時、西浦上国民学校6年生。満州暮らしの家族と離れ、昭和町で雑貨店を営む祖母の家から学校に通っていた。叔母も同居していた。 午前中、学校は休み。家で友人と将棋を指していたが口げんかになり、 […] 2010/07/30 この空に響け 合唱団「ひまわり」の被爆者たち 中 平原ヨシ子さん 短歌へ込めた希望胸に 「死の灰と識(し)らざりし彼(か)の日の吾なるや 殺剤の缶を蟻が這いゆく」。平原ヨシ子(81)=長崎市上小島2丁目=が1999年に詠んだ短歌。アリが殺虫剤の缶をはう様子と、あの日、何が起きたのか分からず歩き回った自分がダ […] 2010/07/29 この空に響け 合唱団「ひまわり」の被爆者たち 上 榎 省司さん 「平和」歌で認識深める 被爆65年となる今年の長崎原爆の日(8月9日)の平和祈念式典に、長崎の被爆者だけでつくる合唱団、被爆者歌う会「ひまわり」(41人)が初めて出演する。式典冒頭、恵の丘長崎原爆ホームの被爆者らも加わった総勢75人で楽曲「もう […] 2010/07/28 被爆者を撮る 黒崎晴生の半生 下 伝える 心に添い命を描写 今月9日、写真家、黒崎晴生(75)は20年以上、被写体として撮影を続けている被爆者夫妻の自宅にいた。 内田保信(81)と妻、美喜江(81)=長崎市西小島2丁目=。16歳の時、家野町の友人宅(爆心地から1・4キロ)で被爆し […] 2010/07/27 被爆者を撮る 黒崎晴生の半生 中 出会い 「立ち位置」を確信 1967年夏、日本リアリズム写真集団(JRP)長崎支部に入会し、被爆者の撮影を始めた黒崎晴生(くろさきはるお)(75)だったが、やがて見えない壁が立ちはだかる。 当初、黒崎の頭は「何を撮るか」「どういう形で撮るか」という […] 2010/07/26 被爆者を撮る 黒崎晴生の半生 上 原体験 旧満州で家族失う 被爆者の表情や姿、生活をカメラで記録してきた写真家、黒崎晴生。その一枚一枚は、被写体となった被爆者と共同で作り上げた作品という。黒崎の足跡、被爆65年を迎える今の思いをつづる。 原爆症に苦しみながら核の非人道性を告発し続 […] 2010/06/24 約束 NPT再検討会議を超えて 下 複雑な世界 枠組みに不平等性、限界 長崎市内で21日あった原水爆禁止日本国民会議(原水禁)の世界大会長崎実行委の学習会。ウェブサイト「核情報」主宰、田窪雅文さんは世界の核情勢について説明した。「核拡散防止条約(NPT)再検討会議の成果は、最終文書を採択し、 […] 2010/06/23 約束 NPT再検討会議を超えて 中 「伝える側」 被爆地がまとまり声を 本紙は22日、日本政府が核拡散防止条約(NPT)未加盟のインドと原子力協定を視野に調整作業に入っていることを報じた。被爆国がNPT枠外の実質的な核保有国に核の取り扱いで協力するという動きは看過できない事態。長崎原爆被災者 […] 前のページへ<23456次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ