ピースサイト 2010年ピースサイト関連企画 2010/08/07 扉を開いて 紙芝居で伝える平和 下 日本特有の文化 国境を超え共感生む 長崎原爆の語り部で、今年4月に亡くなった被爆者、吉田勝二さんの被爆体験をまとめた紙芝居「私たちが伝える被爆体験」。8月1日、長崎市立図書館であった読み聞かせで、平和案内人、白鳥純子さん(61)の声に、会場は静まり返り、耳 […] 2010/08/06 なにもかもなくした 松尾あつゆきの日記より 2 困難に立ち向かう 娘と2人慰め合い 松尾あつゆきの日記類は昨年死去した後妻とみ子が大切に保管していた。 日記類は、1924年から死の約2カ月前の83年8月まで計31冊ある。このうち4冊が被爆直後の45年9月ごろから翌春にかけてつづられたものだ。 4冊は表紙 […] 2010/08/06 被爆地の輪郭 核廃絶の潮流の中で 上 朽ちた死没者の声 米、国連に訴え届くか 8月2日、東本願寺(真宗大谷派)長崎教務所の原子爆弾災死者収骨所。積み重ねられた箱の一つが開けられると、赤茶けた遺骨が詰まっていた。頭蓋(ずがい)、大腿(だいたい)の骨-。65年前の9日午前11時2分に名前も住所も消され […] 2010/08/06 扉を開いて 紙芝居で伝える平和 中 得意な絵生かし 被爆手記の衝撃形に 長崎市の市制施行120周年を記念し、昨年度開催された「長崎から伝える平和の紙芝居コンクール」。最高賞の長崎平和賞に選ばれたのは、長崎市川口町の会社員、田島秀彦さん(43)の「瞳の中の子どもたち」。原爆投下時に山里国民学校 […] 2010/08/05 扉を開いて 紙芝居で伝える平和 上 最良の継承法 耳で聞き心で感じて 被爆から65年を迎えた今年、被爆者は年々高齢化し、「被爆体験の継承」が大きな課題となっている。そんな中、誰もが幼いころ目にした「紙芝居」が体験の継承や核兵器廃絶を訴えるための手段として注目されている。紙芝居の可能性と携わ […] 2010/08/05 浦上に生きて 胸に刻む歴史 6(完) 記者の思い(報道部・村田傑人) 祖母の背に見た祈り 「祈りの長崎」といわれる。目立つことを避け、祈りを通じて神に平和を願う浦上信徒を指す言葉といえるだろう。祈るだけで運動をしないという皮肉を込めて語られることもあるが、浦上天主堂のそばで生まれ育ち、物心つく前からカトリック […] 2010/08/04 浦上に生きて 胸に刻む歴史 5 被爆マリア像 悲惨さ無言で訴え 浦上天主堂の被爆マリア像は5月、原爆投下国の米国に初めて渡った。核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせて訪米したカトリック長崎大司教区の高見三明大司教がニューヨークでのミサなどで披露し、市民に戦争や原爆の悲惨さを無言 […] 2010/08/04 なにもかもなくした 松尾あつゆきの日記より 1 すべてを奪われて 自らの手で妻子焼く 6月中旬。「あつゆきの日記類を遺族が保管している」と関係者から聞き、あつゆきの孫で学習塾経営の平田周(52)=西彼長与町岡郷=と会った。 平田は「家族や親族にかかわるプライベートな事柄も書いてある。見せることには若干迷い […] 2010/08/03 浦上に生きて 胸に刻む歴史 4 再建 原爆前と同じ教会を 浦上小教区は信仰の拠点である浦上天主堂を原爆で失ったが、原爆投下翌月には浦上第一病院(現聖フランシスコ病院)を間借りして日曜のミサを再開した。 1946年12月には天主堂の敷地の一角に仮聖堂が完成。復興に向けて歩み始めた […] 2010/08/02 浦上に生きて 胸に刻む歴史 3 神の摂理 原爆「宿命」と「恨み」 「旅」から戻った浦上の信徒は1880(明治13)年、庄屋屋敷を買い取り、仮聖堂にした。95年に教会建設に乗り出し、1914(大正3)年、旧浦上天主堂が完成。25年に双塔もできたが、20年後に原爆で倒壊する。 浦上の信徒で […] 前のページへ<12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ