ピースサイト 2009年ピースサイト関連企画 2009/07/30 2009語り継ぐナガサキ 核なき世界へ 4 草野十四朗(くさの・としろう) 重んじる生徒の自主性 平和教育の理想求め 約30年も前のことだが忘れていない。活水高(長崎市宝栄町)教諭の草野十四朗(54)=同市エミネント葉山町=は、若き日のある出来事を振り返った。 大学3年の時に福岡県の中学校で行った教育実習。放課後の教室で、草野を長崎出身 […] 2009/07/29 2009語り継ぐナガサキ 核なき世界へ 3 谷 恵美子(たに・えみこ) 平和の願い込め歌う 苦労、悲しみを乗り越え 「原爆の老父を看護しつつ 休まず励んだ六年 輝く善行賞 谷恵美子さん」-。1952年3月20日付の「長崎日日新聞」(長崎新聞の前身)で、長崎市立小学校の卒業式を前に書かれた記事だ。 谷恵美子(70)=同市葉山1丁目=は現 […] 2009/07/28 2009語り継ぐナガサキ 核なき世界へ 2 山口義雄(やまぐち・よしお) 「命ある限り」89歳の志 最高齢の「平和案内人」 「語り」の風景が、そこにはある。 長崎を訪れる人に、被爆の実相と平和の尊さを伝える長崎平和推進協会のボランティアガイド「平和案内人」。学生を含む110人の最高齢が山口義雄(89)=長崎市富士見町=だ。 被爆者ではない。だ […] 2009/07/27 2009語り継ぐナガサキ 核なき世界へ 1 松田 斉(まつだ・せい) 身近な光景 惨禍現実味 「核なき世界」を目指すと宣言したオバマ米大統領の演説は、停滞していた国際社会の核廃絶への歩みを突き動かした。ただ、北朝鮮やイランの核開発など難題は多く、道のりは平たんではない。「核なき世界」実現を後押しするため、戦争を、 […] 2009/07/27 被爆樹とともに 記憶伝えた64年 6(完) 長崎西高のクスの木 =爆心地から0.8キロ地点で被爆 同級生のようなもの 長崎西高(長崎市竹の久保町)の正門前の坂、通称「遅刻坂」横の土手に、被爆したクスの木がある。原爆により、多くの木はなぎ倒された。クスの木も熱線に焼かれたが再生し、現在では巨木に成長している。 原爆投下時、同校の場所には県 […] 2009/07/26 被爆樹とともに 記憶伝えた64年 5 稲佐小のクスの木 =爆心地から2.0キロ地点で被爆 命の灯火「2世」へ 長崎市立稲佐小(稲佐町)の校庭にある被爆したクスの木。周りの木とは対照的に葉を付けていない。6年ほど前までは青々とした葉を付けていたというが、「この木はいつも丸裸。葉っぱを見たことがない」という児童もいる。 同校の卒業生 […] 2009/07/25 被爆樹とともに 記憶伝えた64年 4 長崎原爆資料館のツツジとマツ =爆心地から1.1キロ地点で被爆 “生の声”を伝えて 長崎市油木町で喫茶店を営む池田孝通さん(56)の父操さん(故人)は被爆40年の1985年、同市の国際文化会館(現・長崎原爆資料館)に被爆したツツジを寄贈した。96年には同じく被爆したゴヨウマツを寄贈。2本とも原爆の傷跡を […] 2009/07/24 被爆樹とともに 記憶伝えた64年 3 若草町のカキの木 =爆心地から0.9キロ地点で被爆 切らせなかった義父 長崎市若草町の諫山信子さん(69)方には、被爆した5本のカキの木がある。 信子さんの義父格司さん(故人)は、原爆投下後に現在の土地を購入。その時すでに、カキの木は現在とほぼ同じ姿で立っていた。以来、5本のカキの木は大事に […] 2009/07/23 被爆樹とともに 記憶伝えた64年 2 「自分の体とこのカシの木、どっちが長生きするか競争なんです」 長崎市江里町の山下寅三郎さん(82)方には、被爆したカシの木がある。山下さんが子どものころ、よく登って遊んだというカシは、原爆によって内部が空洞化するなど、当 […] 2009/07/22 被爆樹とともに 記憶伝えた64年 1 悟真寺のザボンの木など =爆心地から2.4キロ地点で被爆 被爆者の渇き潤す 長崎に原爆が投下されてから、まもなく64年目を迎える。被爆者の高齢化に伴い被爆体験の継承が課題となる中で、原爆の傷跡を残しつつも力強く生き続け、平和の大切さを無言で訴える「被爆樹」。その現状と、取り巻く人たちの思いを紹介 […] 前のページへ<12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ