ピースサイト 2009年ピースサイト関連企画 2009/10/03 「核密約」を問う 被爆者・識者インタビュー 中 リムピース編集委員 篠崎正人氏(62) 信頼基礎固めに有効 市は「うそ」の責任問われる 〈核密約調査による日米安保と、基地の街佐世保への影響は〉 核密約の調査は日米間の信頼の基礎を固める上で有効だ。安全保障に対する国民の信頼も高まるだろう。 外交には秘密事項はあるが、少なくとも国会には正確なことが伝えられて […] 2009/10/02 「核密約」を問う 被爆者・識者インタビュー 上 県平和運動センター被爆者連絡協議会議長 川野浩一氏(69) 官主導の実態解明へ 「非核」の国是崩れ自治体の変化も注目 〈密約解明の意義をどう考えるか〉 「核持ち込み」に関する密約内容を知らされていたのは歴代の全首相、外相ではなく、官僚側の判断で(外務省が信用した)一部の首相、外相にだけ伝えていた、とする元外務次官の証言が報道された。政治 […] 2009/10/01 被爆者を乗せて 救援列車の記憶 =続編= 6(完) 記者ノート 山口恭祐(佐世保支社) 各地に埋もれた歴史 実相 関心広げ“終着駅”へ 佐世保市権常寺町の郷土史家、吉永満さん(81)から、救援列車で運ばれ亡くなった被爆者の墓碑が以前、早岐地区にあったと聞いたのは3月下旬だった。 救護に当たった人が無縁仏の供養にと建て、当時の市長が題字を寄せたが、さまざま […] 2009/09/30 被爆者を乗せて 救援列車の記憶 =続編= 5 安日涼子さん(長崎市) 遺族、同級生を捜し求め 二つの出来事心から離れず 長崎市岩屋町の安日涼子(79)は1945年8月9日、三菱兵器製作所大橋工場で学徒動員中に被爆。救援列車で運ばれた東彼川棚町での二つの出来事が、今も気に掛かっている。 14歳、県立高等女学校の3年生だった。倉庫の中で原爆に […] 2009/09/29 被爆者を乗せて 救援列車の記憶 =続編= 4 近藤原理さん(北松佐々町) 墓標下、兄の遺体発見 諫早搬送、誰かが長田まで 伊東静雄研究会代表、上村紀元(69)=諫早市原口町=が関心を持った長崎師範学校1年、近藤耿=当時(17)=の原爆死をたどると、被爆の実相の広がりを感じさせる。耿の弟で長崎純心大客員教授、近藤原理(77)=北松佐々町=らが […] 2009/09/27 被爆者を乗せて 救援列車の記憶 =続編= 3 上村紀元さん(諫早市) 詩人の長男の足取り… 気になった死亡日との“ずれ” 「何か手掛かりが得られるかもしれない」 諫早市原口町の伊東静雄研究会代表、上村紀元(69)は、「知的障がい児」教育の草分けとして知られる北松佐々町の近藤益雄(1964年死去)の長男で45年に17歳で原爆死した耿(あきら) […] 2009/09/26 被爆者を乗せて 救援列車の記憶 =続編= 2 北村志津子さん(長崎市) 通路に横たわる赤ん坊 悲惨な光景停車地ごとに 「あっ、あの赤ん坊だ」。長崎市出島町の北村志津子(78)は「被爆者を乗せて-」本編の第2回(8月12日付)を見て思わずうめいた。見出しには「真っ黒の赤ん坊 脳裏に」の文字。北村にも64年前から脳裏を離れない“真っ黒の赤ん […] 2009/09/25 被爆者を乗せて 救援列車の記憶 =続編= 1 榊安彦さん(長崎市) やけどの姉 息引き取る 治療向かうも早岐で火葬に 長崎市に原爆が投下された1945年8月9日から運行された救援列車にまつわる出来事を各地で取材した「被爆者を乗せて 救援列車の記憶」(8月11~16日付、全6回)を掲載後、反響が寄せられた。それを基に、新たな記憶の糸をたぐ […] 2009/08/16 被爆者を乗せて 救援列車の記憶 6(完) 浦上 一人でも多く助けたい 全力尽くした運転士の父 「『苦悩と絶叫と自失の焦土から負傷者を運び出したい』ただその一心でした。一人でも多くの人が助かってもらえたならば、輸送に当たった国鉄職員として最高の報償であると思います」 長崎原爆の爆心地から1キロ足らずのJR浦上駅(長 […] 2009/08/15 被爆者を乗せて 救援列車の記憶 5 早岐その2 「恩人」見つかり電話 救護活動知る人も減少 「早岐国民学校ではお世話になりました」 佐世保市陣の内町の田崎浩(83)が長崎原爆で負傷した被爆者を早岐駅から早岐国民学校まで搬送したことが長崎新聞の「私の被爆ノート」に載った4月、田崎の元に電話がかかってきた。平戸市大 […] 前のページへ<12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ