ピースサイト 2009年ピースサイト関連企画 2009/11/01 私はこう思う 被爆地五輪インタビュー 9(完) 県文化・スポーツ振興部長 藤泉氏(59) 都市機能 議論の契機に 目標、課題の洗い出しを -長崎、広島両市の五輪招致表明について感想を。 率直に言って唐突で驚いている。こういう表明は市役所内や行政機関同士で情報を共有し課題を抽出した上で提案するのが常道だが、そういうプロセスを経ずに出てきた。冷静に考えると、平 […] 2009/10/31 私はこう思う 被爆地五輪インタビュー 8 元いらんばい! 福岡オリンピックの会事務局長 脇 義重氏(64) 崇高な理念だけで動かず 予算が多額ならやめても -五輪招致表明についての率直な感想を。 核兵器廃絶を求める被爆地の市長だからこそ言える発言。オバマ米大統領の核兵器をめぐる政策を後押しし、核戦争を止める役割を果たしたいとの気持ちを、秋葉忠利広島市長の発言の中に読み取るこ […] 2009/10/30 私はこう思う 被爆地五輪インタビュー 7 ジャパネットたかた社長 高田明氏(60) やってみる価値はある 国を挙げ不可能を可能に -招致をどう思うか。 賛成。核兵器廃絶は人類最大の願いであり、被爆地の広島と長崎はメッセージを発信すべきだ。どんな理由であれ、みんな核兵器はない方がいいと思っているはず。オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞があり、最高のタ […] 2009/10/29 私はこう思う 被爆地五輪インタビュー 6 全国被爆二世団体連絡協議会前会長 平野伸人氏(62) 荒唐無稽 理念も疑問 課題、やるべきことある -長崎市が広島市との2020年夏季オリンピックの共同招致案を打ち出した。どう思うか。 荒唐無稽(むけい)だ。開催経費や施設、警備の問題など、どれも受け入れ能力を超えている。無理に施設を造ったとしても、長崎の人口や財政規模 […] 2009/10/28 私はこう思う 被爆地五輪インタビュー 5 県高体連会長 宮原照彦氏(58) 日本全体で招致進めて 最初から夢あきらめるな -実際に五輪の舞台に立った経験者として。五輪とは。 自分への挑戦、夢への挑戦だった。青春そのものだったといえるのかもしれない。当時は鹿町工高の教員だったため、それ限りで競技の第一線から退き、後輩の育成に専念した。競技者と […] 2009/10/27 私はこう思う 被爆地五輪インタビュー 4 九州陸協理事長 岡崎寛氏(65) 「壮大な夢」現実と遠く まずは長崎国体の準備を 招致をどう受け止めているか。 目の前で世界最大のスポーツの祭典が繰り広げられるなど願ってもないこと。ただ、現実とかけ離れている。「壮大な夢」だと思っている。 開催意義をどうとらえているか。 核廃絶の願いを掲げた五輪という […] 2009/10/26 私はこう思う 被爆地五輪インタビュー 3 長崎商工会議所会頭 松藤悟氏(80) 新たな形の大会提案を 客船を宿泊施設に利用も -招致をどう思うか。 最初に感じたのは「本当か」という驚き。(核兵器廃絶に向けた)平和都市として共催したいという理念は賛成で、広島、長崎両市が提案した意義は大きい。ただ、招致するための資金面の問題は大変なこと。課題があま […] 2009/10/25 私はこう思う 被爆地五輪インタビュー 2 財団法人ながさき地域政策研究所常務理事・調査研究部長 菊森淳文氏(54) 世界へ発信のチャンス 負担軽減に知恵を絞れ -招致をどう思うか。 基本的に賛成。五輪招致はインパクトが大きい。平和をはじめ、観光、自然、歴史、文化などさまざまな面で長崎を世界に向けて発信できるチャンス。仮に開催が実現しなくても、招致活動によるアピール効果は大きく、 […] 2009/10/24 私はこう思う 被爆地五輪インタビュー 1 長崎原爆被災者協議会(長崎被災協)事務局長 山田拓民氏(78) 核廃絶と両立できず 国際的な会議や集会開催を 広島市の秋葉忠利市長、長崎市の田上富久市長が2020年夏季五輪を被爆両市に招致する意向を表明した。国内選考に手を挙げるか否か、近く発足させる検討委員会で調査・協議し、来年2月をめどに一定の結論を出す考えだ。だが、五輪憲章 […] 2009/10/04 「核密約」を問う 被爆者・識者インタビュー 下 国際問題研究者 新原昭治氏(78) 被爆国の視点なく 存在「否定」もはや無理 〈核密約問題の経緯と本質は何か〉 1953年6月、アイゼンハワー米大統領は初めて核兵器の海外配備を指示した。陸上ではグアム基地に、ほかは空母に積載するという内容だ。それに伴い同年10月以降、核搭載した米空母オリスカニが横 […] 12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ