ピースサイト 2008年ピースサイト関連企画 2008/09/22 核不拡散の岐路 =米印協定・被爆地インタビュー= 下 長崎市長 田上富久氏 政府対応に不信感 〈被爆地長崎の市長として今回の日本政府の対応をどうとらえているのか〉 被爆者をはじめとする市民が核兵器廃絶を現実のものにしようと取り組んでいる中で、政府も当然、廃絶に向けて同じベクトルで進んでいると思っていた。それが、特 […] 2008/09/21 核不拡散の岐路 =米印協定・被爆地インタビュー= 中 長崎被災協事務局長 山田拓民氏 長崎の運動に課題 〈米印原子力協力協定をめぐる一連の動きに対する被爆地からの行動は十分だったか〉 (核燃料や技術などの輸出を管理する)原子力供給国グループ(NSG、日米など四十五カ国)が、核拡散防止条約(NPT)未加盟のインドへの禁輸措置 […] 2008/09/20 核不拡散の岐路 =米印協定・被爆地インタビュー= 上 元長崎大学長 土山秀夫氏 核の傘から脱却を 核兵器製造につながる核燃料や関連資機材などの輸出を管理する原子力供給国グループ(NSG、日米など四十五カ国)が今月、核拡散防止条約(NPT)未加盟のインドへの禁輸措置解除を特例扱いで認めた。米国、インド両国が目指す米印原 […] 2008/08/09 沈黙 =被爆遺構= 5(完) 被爆の実相を語る室園さん(右下)=長崎市松山町 「浦上川では、水を求める人が群がり、折り重なるようにして絶命していきました」-。真夏の日差しがまぶしい長崎市松山町。爆心地からわずか〇・五キロの浦上川に架かる下大橋。 長崎平和推進協会主催の被爆遺構巡り。同協会継承部会碑 […] 2008/08/08 沈黙 =被爆遺構= 4 常清高等実践女学校のれんが 爆風で壊滅塀に 浦上天主堂に近い長崎市上野町の長崎信愛幼稚園。周りを囲むれんが塀の一角だけ古いことに気付く。 園児の元気な声が響くこの場所には、かつてカトリックの常清高等実践女学校があった。爆心地から〇・六キロの至近距離にあり、爆風で校 […] 2008/08/07 苦難乗り越えて =被爆者・吉田勝二の63年= 5(完) 発信 「伝える責務」語り部に 六月二十九日。勝二は北海道にいた。親子連れなど百二十人が詰め掛けた札幌市役所のロビーで、勝二の隣に座る平和案内人・朗読グループの白鳥純子(59)がゆっくりと口を開いた。「紙芝居、私たちが伝える被爆体験」 主要国首脳会議( […] 2008/08/07 沈黙 =被爆遺構= 3 三菱重工長崎研究所船型試験場 内側に傾いた壁 長崎市文教町の「文教町」バス停の近くにある黒ずんだ鉄筋コンクリート。周囲の景色とは違和感を覚えるその建物内では、船舶の推進性能の研究が行われている。立ち止まって建物を見詰めると、壁が内側に傾いている。 爆心地から北北東に […] 2008/08/07 鍋に拾った母の骨 =築地重信さん 静止した記憶= 下 「語り部画」に生きる 「あんな少年時代 ごめん」 母さん 俺 戦災孤・老になって、やっと 見えて来るものがあるんだ- この浦上からね… (「母の風景 築地重信画集とつぶやき」から) 戦災孤児を集めて開かれた養護施設「聖母の騎士園」(現諫早市小長井町)に入った築地重信さん […] 2008/08/06 鍋に拾った母の骨 =築地重信さん 静止した記憶= 中 被爆孤児として施設へ 祖母に「異教徒扱い」され 母さんを奪われてから 俺 戦災孤児に分類され 施設にはいる事になってネ 施設のおばさんを「お母さん」と 呼びなさいって…ウーン 言われたんだ。 ウーン… (「母の風景-築地重信画集とつぶやき」から) 築地重信さん(73) […] 2008/08/06 沈黙 =被爆遺構= 2 弁財神社の鳥居 爆風で柱だけに 稲佐中央通りの商店街を抜け、長い階段を上ると、古びた二本の石柱が立つ。爆心地から南に二・二キロの長崎市曙町。地元住民からは「稲佐の弁天さん」と呼ばれ親しまれる弁財神社。入り口にドッシリと立つその石柱は、六十三年前のあの日 […] 1234次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ