ピースサイト 2007年ピースサイト関連企画 2007/07/27 平和と暴力 =被爆62年・長崎= 5(完) 顔 問われ続ける理念 「暴力は人間的なもの。核兵器廃絶には権力や国益がかかわる」。田上富久長崎市長は、被爆都市の取り組みと暴力との関係は「ちょっと異質だ」と言う。 個人が個人を狙う暴力は社会秩序にかかわる問題だが、大量殺りく兵器の廃棄は外交の […] 2007/07/26 平和と暴力 =被爆62年・長崎= 4 運 動 どう伝えたらいいか 伊藤前長崎市長が射殺された五日後の四月二十二日。市中心部で「暴力の追放と民主主義の擁護」を訴える緊急署名活動があった。 参加した会社員、福田美智子さん(27)は、かすかな違和感を覚えた。「なぜ、活動に“飛び入り”がいない […] 2007/07/25 平和と暴力 =被爆62年・長崎= 3 脱力感 凶弾に主義主張なく 二〇〇六年秋。長崎市の長崎ブリックホールのステージ裏で、高校生一万人署名活動の世話人、平野伸人さん(60)は、伊藤前市長と隣り合わせて座っていた。ともに反核非政府組織(NGO)が集まる「核兵器廃絶-地球市民集会」の開会を […] 2007/07/24 平和と暴力 =被爆62年・長崎= 2 宣言文 個人と国家直結せず 「核兵器の使用こそが究極の暴力だ」 八月九日の平和祈念式典で、田上長崎市長が読み上げる「長崎平和宣言」。その文案を協議する今年の起草委員会(二十人)は、伊藤前市長の射殺事件をどう盛り込むか、意見百出した。 被爆地の市長が […] 2007/07/23 平和と暴力 =被爆62年・長崎= 1 等しい命 「差別意識が軽重決める」 伊藤一長前市長の射殺事件の後、被爆地長崎は、いや応なく「暴力」と向き合わされている。同時に、対極的な「平和」の意味についても問い直しを迫られている、と言えないか。被爆六十二年。足元の平和と、人類普遍のテーマである平和を立 […] 前のページへ<123 ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ